なぜわざわざ田舎へ?海外からの旅人に聞いてみたら面白い発見が
30代夫婦で田舎に移住した筆者です。
都会の生活を離れ、自然豊かな環境で暮らす選択をした私たち。
そんな中で最近気づいたのが、外国人観光客が「わざわざ田舎」にやってくるということ。
特に、私たちの知り合いが運営するホームステイでは、ひっきりなしに外国人が訪れます。その姿を見て、「どうして田舎に来るの?」と疑問に思い、思い切って彼らに理由を聞いてみました。すると、興味深い答えが返ってきたのです。
外国人が田舎を選ぶ理由
1. 東京、京都、大阪は人が多すぎて疲れる
「もちろん東京や京都も観光してきたよ。でも、あの人混みは本当に疲れる」と話してくれたのは、フランス人女性。大都市の魅力は感じつつも、観光客が多すぎて落ち着かないそうです。田舎なら静かで、自分のペースで過ごせるのが魅力だとか。
2. 貧乏旅行なのでお金をセーブしたい
意外にも「貧乏旅行」をしている人は多いよう。ホームステイ先は無料の代わりに何かお手伝いをするそう。たとえば、庭や畑の手入れや掃除や料理など。お金をかけずに、日本人家庭のリアルな生活を体験できるのは魅力的だそうです。
3. 観光地では得られない経験ができる
「観光地では見られない風景や、人々との深い交流が楽しめる」と話すのは、イギリスから来たバックパッカー。地元の人たちと一緒に農作業をしたり、地域のお祭りに参加することで、日本の文化をより深く理解できると言います。
4. 滞在の目的が違う
「東京にももちろん行ったけど、そこではショッピングや観光が目的だった。田舎ではのんびりしたいんだ」と話してくれたのはアメリカから来た学生。大都市と田舎は、求めるものがまったく違うのだと気づかされました。
5. 冬にウィンタースポーツを楽しむまでの間のんびり滞在
スキーやスノーボードを楽しむために日本にやってきたものの、冬になるまでの期間は時間を持て余す人も。そんな時、田舎でのんびりとした滞在が心地よいのだとか。「毎日何かを急いでいる感じがしなくていい」とのこと。
私自身も宿を経営しているので参考になりました
実は私たちも田舎で小さな宿を経営しています。外国人が「なぜ田舎を選ぶのか」という理由は、自分たちの運営にも参考になることばかりでした。
まとめ
外国人が田舎を訪れる理由はさまざまでしたが、共通しているのは「都会にはない何か」を求めているということ。静けさ、地元の人との交流、リアルな体験など、大都市では味わえないものが田舎にはたくさんあります。
私たちの経験が、田舎での暮らしや観光業に興味を持つ方々の参考になれば幸いです!