以前「コーヒーの豆も淹れ方も選べる犬が店長のカフェ【那覇市】」のタイトルで

「トックリキワタ珈琲店」を紹介しました。

あいｓあいｓはコーヒーもスイーツもおいしくて、2人と犬一匹のスタッフがかもし出す雰囲気がとても落ち着くので何度もお邪魔しています。まとめてご紹介しましょう。

「トックリキワタ珈琲店」はコーヒーとスイーツのお店

店名の「トックリキワタ」は街路樹や公園などで見かける木の名前です。

幹がぷくっと膨らんでいて、お酒のトックリに似ていることからこの名前になったとか。秋にはピンクの花が咲き、花から想像しにくい大きな実を結びます。実の中には綿毛があって、昔は枕やクッション、救命胴衣などを作っていたそうです。

埼玉ご出身の店主さんは沖縄のお住まいの近くのトックリキワタの木が印象的だったので名付けたとおっしゃっていましたが、「トックリキワタ珈琲店」も美しく花を咲かせ大きな実を付けて、珈琲教室など展開もしているのでピッタリな名前だなと思います。

「トックリキワタ珈琲店」のコーヒーとスイーツで癒されました

先にこちらのカウンターで注文と会計を済ませる仕組みですが、テーブルにもメニューがあるので座って落ち着いて注文を決めてもOKです。

メニューはこちらです。

コーヒー豆の違いはカウンターにチャート図がありますが、スタッフに好みを伝えてアドバイスを頂くことも出来ます。

また、コーヒーの淹れ方も選べます。

フレンチプレス：豆の特徴がダイレクトに伝わる。

ハンドドリップ：油分や雑味を抑えて、すっきりした味。

エアロプレス：フレンチプレスとハンドドリップの中間の味わい。

私は「ホットコーヒーをハンドドリップで。豆は酸味が少ないタイプ」をお願いすることが多いです。

アイスコーヒーとあんバターサンド

「トックリキワタ珈琲店」はケーキやプリンもおいしいのですが、スコーンなどの焼菓子もあります。この日はアイスコーヒーのお供にあんバターサンドを選びました。スコーンは小麦の味がする素朴な感じで、あんことバターをサンドすることでお互いをおいしくしあっています。

ホットコーヒーとおしるこ

私は毎年、お正月は「トックリキワタ珈琲店」のおしるこを頂くのが恒例になっています。今年はスケジュールの関係でお店に伺えませんでした。松も取れてしまった頃に伺うとまだおしるこがあったので急いでお願いしました。

沖縄ではおしるこって珍しいと思います。沖縄でぜんざいと言えば通常は冷たいものを指し、温かいぜんざいを扱っているお店も少数派です。あんこ大好きな私は”おしるこ”を見逃すわけに行かないのです。

スープカップに入った”おしるこ”には小さなお餅が2つ。小豆はたっぷりの量を時間かけて煮ないとおいしくならないとか。丁寧に作られたことが伝わる優しい甘さのホッコリする味でした。

「トックリキワタ珈琲店」は国際通りからも近いので旅行者も訪れやすく、落ち着く雰囲気なので老若男女問わず沖縄県民からも愛されています。少人数で是非どうぞ。

「トックリキワタ珈琲店」の基本情報

地図はこちらです。