新潟の翼・トキエアを札幌丘珠空港で追った!
新潟空港に本拠地を置くトキエア(公式サイト・外部リンク)は、新潟空港ー札幌丘珠空港などの就航を目指し訓練飛行を続けています。2023年6月30日の就航予定でしたが、6月8日に就航を8月10日に延期(外部リンク)。
残念な決定直後である6月9日、トキエア2機のうち1号機が初めて丘珠に到着しました。
6月9日に初めて1号機が丘珠に飛来した時の模様と、先行して訓練飛行していた2号機の状況をリポートします。
1号機は那覇で整備後、6月に新潟へ戻った機体!
1号機(JA01QQ)は2022年11月5日、那覇を経由し新潟空港に到着(外部リンク)。那覇へ戻って整備後、2023年6月4日に再び新潟に戻ります(外部リンク)。新潟以外の就航予定地との訓練飛行はまだでした。トキエアが訓練飛行の予定を発表(外部リンク)していく中、2号機(JA02QQ)ばかり丘珠空港に飛来する状況だったのです。
6月9日初めて1号機が丘珠に!
雨が降るあいにくの天候の中、丘珠空港展望デッキや空港周辺で待つ航空ファンが少ない中、北西方向からやってきました。
北海道エアシステム(HAC)やFDA(フジドリームエアラインズ)が多く使用するエプロン(駐機場)でなく、普段はヘリコプターが多く利用する東端へ向かいました。
HACスタッフが誘導などを行った他、関係者1名が丘珠空港ビルへ向かい(写真手前の人)ました。
トキエアが使用する機体はHACが使用中の機体よりひと回り大きいですが、同じJAL系のJAC(日本エアコミューター)では既に運航中。しかも同じATR社製です。
静岡空港から到着するFDAとほぼ同じ時間に丘珠空港周辺に来たのですが、トキエアが先に着陸。1号機がプロペラを止めた頃にFDAがやって来ました。
離陸はFDAが先
燃料補給はないものの、地上係員の誘導のもと準備は進んでいました。
丘珠空港では機体を押すトーイングカーを使用しません。
お客様を乗せているせいか、離陸はFDAの方が先でした。
1号機は新潟空港へ。
2号機で先に訓練飛行!
一方2号機(JA02QQ)は2023年1月27日国内では初めて那覇空港に到着(外部リンク)後、3月17日に新潟空港へ(外部リンク)。4月9日丘珠空港発着の訓練飛行を開始しました(外部リンク)。
5月5日2号機飛来の様子
筆者は4月9日の初訓練飛行(外部リンク)に行けず、5月5日ようやく丘珠空港で撮影しています。
ここまでは6月9日と同じ…
機体は丘珠空港ターミナルビル前で止まらず、滑走路へ戻りました。
そしてすぐに新潟へ。
まとめ
トキエアの今後訓練飛行や就航準備がどう進むか、注視していきます。
あと北海道での知名度が低く、6月8日から9日にかけて就航延期報道の扱いは小さめ。札幌丘珠空港にポスターなどの掲示は目立つ場所にありません。新潟だけでなく北海道でもこれまで以上に知られたらと思います。