文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

お知らせは皆さんのところにも届いているかとは思いますが、とても人気のあるシャープペンシルが廃盤になってしまうそうです。

それは、株式会社パイロットコーポレーションの「S30（エスサーティー）」。僕も愛用する書きやすい筆記具です。

廃盤になってしまうなんて、とても残念です。もう一本買い足しておこうかなぁと悩んでます。今日はこのペンを深掘りします。

エスサーティーの紹介です

このシャープペンシルは、自動芯繰り出し機能を搭載しています。ノックせずに、集中して書き続けることが出来るので大好きです。

この自動芯繰り出し機能と木軸を採用したSシリーズの最高峰モデルです。価格は税込価格￥3,300（税抜価格￥3,000）です。

この価格設定と機能とデザインを考えると、市場に出回っているシャープペンの中でも、最高峰の出来栄えと言って良いでしょう。

こんなに良いのに廃盤

とても人気がありますし、ずっと売れ続けているのに、残念ながら廃盤になってしまうそうです。実に残念です。

僕は、一本持っていますが、もう何本か購入して保管しておこうかなぁとぐずぐず悩んでいます。修理も効かないでしょうからね。

こんなに良いのになんで廃盤になってしまうのか、そこの部分を深掘りしてみましょう。難しい事情があるんでしょうね。

ホームページに注意があります

株式会社パイロットコーポレーションのホームページにこんな注意が書いてありました。これが廃盤の理由なんでしょうね。

• 筆圧を弱めてご使用ください。
• 不必要なノックは避けてください。
• 収納時には注意してください。

自動芯繰り出し機能は、強い筆圧で筆記すると、内部機構に負荷が大きくかかるため、芯がもぐる原因となるのだそうです。

なるほど、自然に芯が繰り出されてくる機能は、実にデリケートに出来ていて、強めの筆圧に耐久性がないのでしょう。

収納にも気をつけてください

使った後にペンケースにしまう時、よくよく気をつけてくださいね。デリケートなシャープペンシルはここでも壊れやすいのです。

それは、使用後に芯を収納する際に、ノック部をしっかりと押し込んでから芯を戻して欲しいということです。お願いしますね。

これを怠ると、内部機構が傷む原因となるのです。故障が多くてパイロットは苦しんでいたんでしょうね。これが廃盤の原因です。

この記事のまとめです

このエスサーティーの機能の凄さとデリケートさをご理解いただけたでしょうか。便利なものの宿命かもしれないですね。

この部分をしっかりと理解して、使えたら問題はないと思います。もうこんな筆記具は出てこないかもしれないですからね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に心から感謝申し上げます。それでは！

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