「札幌のみそラーメン」「旭川のしょうゆラーメン」「函館の塩ラーメン」が北海道三大ラーメンといわれるように、旭川ラーメンといえばしょうゆ味のイメージが強いのでないでしょうか。

しかし、旭川にはみそラーメンが美味しい人気店もたくさんあります。

そんなみそラーメンが人気のお店の中で、特に有名なのが『みそラーメンのよし乃』です。

その本店があるのは、豊岡1条１丁目。他に市内に、環状店と道の駅店、市外に上川店、札幌店、北見店があります。

創業は昭和43年で50年以上の歴史があります。

『みそラーメンのよし乃 本店』の開店時間は11時ですが、開店前から駐車場で待つ人も多数（筆者もその一人ですが…）。

2階にも客席がありますが、店内はすぐにほぼ満席の状態になります。

有名人や著名人が訪れることも多く、店内の壁には所狭しとサイン色紙が飾られています。

メニュー表には、塩ラーメンも醤油ラーメンもありますが、来店客のほとんどが注文するのは「みそラーメン」。

そのため、ホールの店員さんが厨房にオーダーを通すときに、「みそラーメン」と言わずに「1丁」「2丁」といいます。

今回は、ちょっと贅沢に「みそバターラーメン」を注文しました。

『みそラーメンのよし乃 本店』のみそラーメンの”特徴その1”は、麺の上にのったたっぷりのモヤシ。

子どもの頃には、モヤシでお腹いっぱいになって麺までたどり着けないんじゃないかと思ったほど。

”特徴その２”は、旭川ラーメンの特徴である低加水率の麺。

これが札幌のみそラーメンと大きく違う点で、低加水率の麵がスープによくからみます。

”特徴その3”は、コクとうまみがあって、ニンニクの香りとピリ辛がアクセントになっているスープ。

このスープがクセになる味で、スープを口に運ぶレンゲが止まりません。

北海道弁で言うと「飲まさるスープ」です。

『みそラーメンのよし乃 本店』の嬉しいところは、ちゃんとピッチャーで水が用意されていること。

スープも水も飲まさりますよ。