【川崎市中原区】新丸子で55年、町を見守る大衆食堂 井之頭五郎も驚いたのれんの向こう側へ
新丸子で、誰もが知っている有名店といえばどこでしょう?
いろいろなお店が上がるかもしれませんが、必ず出るのはこちら、三ちゃん食堂ですね!
駅からも近く、御殿町方面に住んでいた時にはわたしも毎日前を通っていました。
最初は12時前になると、行列ができるのにいつもなんだ、なんだとおっかなびっくり。
12時開店の食堂のオープンを待つ列だとわかってからは、どうしてそんなに人気があるんだろう?と不思議に思っていましたが、5年前にカワケイの取材で店主さんご夫妻にお話を聞くことができ、その人気の理由に深く納得したものでした。
変わらぬスタイルが人気
川崎経済新聞で、2016年に扱った記事はこちらです。(あの時の私、頑張って書いてたからぜひ読んで!)
こうしてみると、のれんや扉が新しくなっていますね。
コロナ禍もあり、大変だったかとは思いますが、地元の名店は地域の人たちの愛によって支えられているので、揺るがない力を持つものなのだと思います。
「孤独のグルメ」でも扱われており、井之頭五郎さんがチラと中をのぞいて「昼から飲んでる!」と驚くシーンが話題になりましたが、昼飲みは新丸子に根付いている文化であり、その一翼をになっているのは間違い無く、三ちゃん食堂なんじゃないかな、と思っています。
本日は、久しぶりにのれんをくぐる
その取材からは、あっという間に5年の歳月が経ってしまいましたが、本日は川崎市のPR映像のお仕事で、久しぶりに三ちゃん食堂にお邪魔する機会ができました。
こういう貴重な機会をいただけること、本当にうれしいです。
本日の撮影クルーのみなさま
開店前のお店に入らせていただくのはとっても貴重ですね。
メニューが豊富
カワケイの記事でも扱わせていただいた通り、三ちゃん食堂の特色は、メニューが多くて、どれを頼んでも、すばやく提供していただけること。
みてください、このこのメニューの量!100種類はあるんじゃないでしょうか。
以前は、スタッフさんがメモも取らずに、注文をすべて記憶して持ってきてくれることが話題になっていたりもしましたが、最近はメモに書いて注文するシステムも導入したようです。
著名人のサインもいっぱい
お店の壁には、所狭しと訪れた著名人のサインが貼ってあります。
おぎやはぎの矢作さん、酒場放浪記の吉田類さんも来ていますね♪ (不肖私、女吉田類と呼ばれることが多いので気になっていますw)
100種類以上のメニューの中から
本日は、中原おうちごはんのメンバーもエキストラとして一緒に参加していただいて、昼飲みのシーンを撮ります。
主演の川島さん
「川崎を盛り上げる男性アイドルユニットをやっています」とのことです。三ちゃん食堂同様に、みんなで応援したいですね。
昼飲みメニュー
三ちゃん食堂は、和・洋・中華どれでも、何を頼んでも早い、安い、旨いのです。
このメニューの多さは「お客さんのリクエストに答えていたらこうなった」と以前の取材でお父さんに教えていただきました。
今日は昼飲みシーンの撮影ということで、定食系(ごはん系)のメニューを頼みませんでしたが、店内には飲む人ばかりではなく、天津丼、焼肉丼、チャーハンなどを頼む学生さんや、テレワークの合間の方などもいっぱい。
はい、恒例のおいしいものパレードです。
麻婆豆腐
ざっくり大きめに炒めたひき肉がたっぷり。
まいたけ天ぷら
まいたけの天ぷらはお酒が進む一品。
鯨の刺身
鯨はニンニクをガッツリ効かせると美味しいんですね。
いままであんまり食べたことがなかったんですが、新鮮でとても美味しかったです!
マグロカツ
三ちゃん食堂のフライは、アジフライが定番ですが、私はマグロカツもすき!
一口でぱくっと食べられる串揚げになってるところがいい!
ミョウガの天ぷら
茗荷付きの私たちがハマったのはこれ。ミョウガの天ぷら。
後をひく美味しさです。
野菜炒め
野菜がいっぱい食べたい私は、どこにいっても野菜炒めを頼んじゃいます。
三ちゃん食堂のは、シンプルな味付けですが、飽きのこない味で、山盛りの野菜が摂れて毎日食べに来たいぐらい。一人暮らしの学生さんなんかには、ありがたいですね!
クラフトチューハイ
最近流行りの地域限定・クラフトチューハイがありました。
静岡の「三ヶ日みかん」を頼んだら、なんとメガジョッキで提供。
「それに全部入るから」とお母さん。(笑)
対する、お母さんと話す中原おうちごはん隊長の手に握られているのは普通のジョッキ。元ラガーマンの手中に収まると、ヤクルトにしか見えません(笑)
いつまでも、頼れる地域の食堂で
お父さんは、今日はお話を聞けませんでしたが、相変わらずの美味しい料理の数々、元気で鍋をふっていらっしゃる姿が目に浮かびました。
お父さん、お母さん、いつもありがとうございます。
コロナ禍はまだまだ続きそうですが、ファンの客足は絶対に絶えません。これからもずっと、新丸子の町の頼れる食堂であってくださいね!
(中原区のPR映像ができたらまたご紹介しますねー)
三ちゃん食堂
住所:川崎市中原区新丸子町733
電話番号:044-722-2863
営業時間:12時〜20時
定休日:水曜日
アクセス:東急東横線新丸子駅より徒歩1分