【盗難事件】愛車が盗まれた!慌てて警察に盗難届を出しに行ったら、顔が真っ赤に!なんで!?
この続きが読みたいぞ!という方はコチラの第二話へどうぞ!
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こんにちは、ニシムラマコジです。これは僕が高校生の頃のことでした。
当時僕は自転車で通学していたのですが…ある日学校から帰ろうといつものように駐輪場に向かうと、停めておいたはずの愛車がなかったんですよね。驚いて周囲を探すも、どこにも見つかりません。慌ててポケットを探ると、そこにあるはずの鍵がない。その瞬間、僕はうっかり鍵を差しっぱなしにしてしまい、その結果自転車が何者かに盗まれた、ということに気付きました。初歩的なミスに落ち込みつつも、ひょっとしたら駅前とか、街のどこかに乗り捨てられている可能性もあると思い、心当たりを探しまくりました。でも当然見つからず…。だったらとりあえず盗難届を出すしかないなと、最寄りの交番に向かうことにしました。
盗難届を出すことはおろか、交番に入るのも生まれて初めてで、昔から、慣れない場所に来ると必要以上にあたふたしてしまう僕は、言うまでもなくド緊張していました。そんな時、普段ならば、とりあえずトイレに行って気持ちを落ち着かせるという「困った時のトイレ大作戦」を使うのですが、警察官にいきなり「オシッコしたい!」などと言うガッツもない恥ずかしがり屋さんの僕は、ただひたすらもじもじしていました。頭の中がトイレでいっぱいの僕のことを知ってか知らずか、警察官は事務的に、盗まれた状況を詳しく聞いたり、現場の簡単な図を書かせたり、どんどん話を進めていったのですが…そこで僕はとんでもないミスをしでかしたのです。
「その字、間違ってるよ」
え!?警察官の一言に、先ほど書かされた書類を慌てて見ると、そこには「校門」を「校問」と書いてしまっている、あり得ない図が置いてあったのです。
恥ずかしい!
小学生並みのミスに、警察官から「おやおや、こいつはとんだおバカさんだぜ。」と思われてるんじゃないかという恥じらいが襲い、僕の顔はみるみる真っ赤に染まっていきました。自転車を盗むだけでなく、かく必要もない恥までかかせやがって!自分の愚かさを棚に上げ、自転車泥棒に対する憎しみの炎が、メラメラと燃え上っていったのは言うまでもありません。ところが…この時の僕は知りませんでした。この恥ずかしい出来事が…後に訪れる恐ろしい悲劇の、単なる序章に過ぎなかったことに…。
果たして僕の身に何が起こったのでしょうか!?この後盗まれた自転車がきっかけで、僕は人生初の恐ろしい出来事に巻き込まれるのですが…少々長くなりそうですので、続きはこちらの第二話からどうぞ!
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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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