【京都市西京区】親子三代で営むお洒落で小粋な立ち呑みが昭和レトロなおかず方式で人気! エレベーターも
阪急上桂駅の東口を線路沿いに上がると、ちょうど「おやつのわ」の店の前にある小粋な小料理屋風の灯が目に飛び込んできます。「立ち呑み 小町」とあるギャップ感に誘われるままに2024年12月21日に入ってみました。
店内には、立ち呑みのカウンター席と丸テーブル席が二つほどのこぢんまりした店です。一品小鉢のいろいろ入った冷蔵ショーケースを久しぶりに見かけました。昭和の時代にはこのスタイルが普通でしたね。
慣れた常連さんは、ケースから取り出して自分でレンチンしてカウンターに持っていかれます。真似をして鰹のたたきと出し巻きを取り出して食べてみました。予想通り美味しい。もちろんすべて手作りの家庭の味にかなうものはありません。しかも全部250円、ドリンク類も安いんです。
気になるメニューを発見しました。「エレベーター」とは、ちょっぴり焦げ目の入るほどにカリッと表面を焼いた「薄揚げ」に、「大根おろし」をのせた一品のことです。そうなんです! 店主によると「揚げ」と「おろし」で、上げ降ろしなのでその名があるのだそう。まさかのダジャレの一品だそう。これ、美味しいです。
他にもエビのフリッターや枝豆チーズのプリプリ揚げ、かす汁などジャンルを選ばない酒のアテが美味しい小町は、桂川沿いで育った姉妹とも良く言われるという若々しい店主と娘さんが4年前に始めました。週末だけとても若いご子息がお手伝い。常連さんも店主らとの会話が楽しいようで、アットホームな店です。
そして、さんざん食べて飲んで、会計は2500円でした。驚きです。上桂周辺にこられた際は立ち寄ってみてはいかがですか!
立ち呑み 小町 京都市西京区松尾鈴川町92−5 075-874-3305