【可児市】戦時中の巨大地下工場、三菱発動機久々利地下工場跡へ行ってきました。歴史を知るって面白い!
面白い! 「可児市史」がこんなにも面白い本だとは知らなかった! 今後の愛読書は「可児市史」&「多治見市史」に決定です。
さて、可児市史があまりにも面白かったので、記事の出だしが可児市史になってしまいましたが、本題の「戦時中の巨大地下工場跡」の話に入りたいと思います。
以前から久々利地下工場跡に興味があり、昨年10月に訪れたのですが、その時は雑草が生い茂っていて、工場跡(トンネル内)の様子を見る事ができませんでした。
2023年3月に再度訪れてみると、綺麗に雑草が刈り取られていました! 嬉しい!
(草刈り等、整備をして下さっている方に感謝です)
地下工場跡に続く道にも、こんなに雑草が生い茂っていましたが・・
この通り爽やか! 車道の名残の「高さ制限1.8mの標識」もバッチリ登場!
車道から続くトンネルは封鎖されてしまっていて、中に侵入することはできない状態になっています。(もはや、トンネルと言うより洞窟のような雰囲気)
フェンス越しに、中を覗いてみると奥まで道が続いています。
実は工場跡に入ることができる場所は、他にもあるのです。取材許可を頂くため、可児市役所へ問い合わせると、調べてから折り返し連絡していただけるとのことでした。(市役所の方の神対応に感謝しながら、返事を待ちました)
調べていただいた結果「老朽化して危険なので、トンネル内には立ち入らないで下さい」とのことでした。(残念) でも入口から中を覗けただけでも満足!
可児市史 第三巻の中に、久々利の地下工場に関する内容が記載されています。382ページから始まる「第三項 地下工場・林間工場」の項目内。興味深い内容が多々書かれていました。主に、「米国戦略爆撃調査団報告書」に記載されていた情報を元にして書かれた内容のようです。
可児市史に記載されている内容を書き出すと、膨大な記事になってしまう為、控えさせて頂きます。(興味のある方は、ぜひ可児市史を読んでみて下さい)
今回、久々利の地下工場についての歴史を調べた結果、地下工場跡以外にも興味が湧く可児市の歴史が山ほど出てきました! 可児市史は凄い! 是非読んでみて欲しい!!
記録をとって後世に伝えて下さった方達に感謝しなくてはいけませんね。
三菱発動機久々利地下工場
住所:岐阜県可児市久々利柿下入会
可児市史 可児市図書館 又は可児郷土歴史館