【茅ヶ崎市】エッグアート講座を開催中!色が浮かび上がるアートの世界は感動!ウクライナの伝統工芸です!
茅ヶ崎市国際交流協会(IAC)のウクライナ関連活動で、現在プィーサンキ(エッグアート)を作る講座を開催しています。
講師のテチャーナ・ソロツカさん(キーウ出身の工芸作家)が、教えてくれますよ。
プィーサンキとは、卵の殻にろうけつ染めで模様をつける、ウクライナの伝統工芸品です。
このプィーサンキの模様と色には意味があり、ウクライナの人々ではお祝いにプレゼントしたり、お墓に備えたり、家を建てるときに地面に埋めたりと様々な場面で「お守り」とされています。
まずは、卵に下絵を書き、キスカという道具に蜜蝋を入れて火で溶かしながら線を描き、染料につけて染めることを繰り返す事で、素敵な絵柄が出てきます。
これが不思議なんですよ!
まずは、下書きをします。
キスカという道具に蜜蝋を入れます。
蜜蝋を入れたキスカという道具で、線を書いていきます。
蜜蝋で線を書き終えたら、まずお酢に卵を入れて、その後染料に入れていきます。
まずは、イエローに卵をいれ、数秒で卵が黄色く染まります。
染まった卵を拭き、さらに蜜蝋で色を残したい箇所を埋めていきます。
筆を使って色をのせて、さらに蜜蝋で色を埋めていきます。
この繰り返しで、どんどんと卵の色が染まっていく変化が面白いんです!
薄い色から、濃い色へと染めていきます。
ここでは、赤い色を残すための作業で、また蜜蝋で色を埋めていきます。
次に、赤く染めた卵を洗い色を落としていき、さらに違う色を入れていきます。
今度は、青く染まりましたね。
最後は色を残すためにふさいだ、蜜蝋をろうそくで溶かしていきます。
ろうそくであぶって、溶けた蜜蝋を拭いていくと、濁っていた色からカラフルな色合いのエッグが現れます!
どうですか!キレイですよねー!
これが、真っ白の卵から出来るのは感動です。
プィーサンキの伝統的な模様には、それぞれ象徴的な意味もあります。
- 白=純潔、喜び
- 黄色=収穫、家族の継続
- 赤=幸せ、希望、情熱
- 緑=春、若さ、束縛からの解放
- 黒=永遠、絶対
- 白+黒=哀悼、魂への敬意
- 4色以上=家族の幸せ、愛と平和 等・・・
同じ絵付けでも、作る人によって全然違うプィーサンキが出来ますよ!
今回受講した、メンバーさんの作成したプィーサンキです。
プィーサンキを通じて、ウクライナ文化を学ぶ体験素敵だと思いませんか。
申し込みは1回ごとですので、1回だけの参加も可能です!
・日時:7月~11月の第4金曜日(7/28、8/25、9/22、10/27、11/24の全5回)
・時間:9:30~12:30
・場所:茅ヶ崎公園体験学習センター うみかぜテラス
(茅ヶ崎市中海岸三丁目3番9号 JR 茅ヶ崎駅南口より徒歩10~15分)
・講師: テチャーナ・ソロツカさん(キーウ出身の工芸作家)
・定員: 20人(毎回先着)
・参加費:1回2,500円(材料費込み)★参加当日に現金でお支払いいただきます
※申し込みは、鈴木さんまで 090-5762-3875
または、茅ヶ崎市国際交流協会までご連絡ください。
申し込み期間以下になります。
①9月分/8/26~9/20
②10月分/9/23~10/25
③11月分/10/28~11/22
定員に達した場合は、期間内でも受付を終了してしまいますので、気になる方はお早めに!