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【下関市】畳だけじゃない。創業140年以上の老舗なかむら畳店には、畳を使ったアイデア商品がたくさん。

猫葉ね子。地域ニュースサイト号外NETライター(下関市)

明治時代から140年以上の歴史を持つ老舗であり畳文化を守ってこられた、なかむら畳店さん。

時代の変化と共に畳の需要が減少する中、新たな魅力を発信していらっしゃいます。

なかむら畳店・畳小物担当の、なかむら まきさんは、革新的なその活動とは裏腹に、とても穏やかでやさしい笑顔をお持ちの女性。

畳のヘリを使ってつくられた小物入れ、名刺入れに使う方が多いという
畳のヘリを使ってつくられた小物入れ、名刺入れに使う方が多いという

ただ一心に、畳文化を守りたいという、ひたむきな願い一つを胸に開発された商品は、下関市内の各イベントに出店依頼をされるだけでなく、2023年6月にオンラインストアーも開設されるほどの人気ぶりです。

インスタグラムをご覧になった、県外の方からのご注文も多いという、ミニ畳という商品を、下関市内の店舗で目にされた方も多いのではないでしょうか。

芸術家の方からご注文が多いという、掛け畳という商品、

ペットの健康を気づかう為、芳香剤を置かないという方に人気の、置きいぐさという商品など、新しい畳の形を提供されていらっしゃいます。

最近では、お客様からのお声で生まれた猫畳という新商品もあるそうで、猫たちのお気に入り場所に置いて猫用マットにしたり、猫が爪とぎをするのに使われたりするそうです。

なかむら畳店の一角に設けられた、畳小物の店内では、畳文化の伝統と革新が融合した、新たな畳の魅力が提供されています。

畳の香りを懐かしむ海外にお住まいのご家族や、ご友人用にご購入される方もいらっしゃるそうです。自然の恵みとも言える、いぐさの香りを、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

なかむら畳店

住所:〒750-0313 山口県下関市菊川町大字田部782−4

地域ニュースサイト号外NETライター(下関市)

フリーランスのライター兼カメラマン、号外ネット下関タウンライターも務めている。伝わる記事を作ります!を、モットーに、ひびく文章と写真で地元下関の魅力やエキサイティングなストーリーをお届けします。

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