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混んでる鎌倉の静かな穴場!涼しげにキキョウ咲く花寺「海蔵寺」へ大人の日帰り夏旅

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こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は、鎌倉の花寺「海蔵寺(かいぞうじ)」へ行ってきました。一年を通して四季折々の花が咲く小さなお寺です。

鎌倉の花寺「海蔵寺」の夏はキキョウが咲く

山門
山門

数多くのお寺がある鎌倉において、花寺と呼ばれ親しまれているのが「海蔵寺」です。鎌倉駅からは徒歩20分、北鎌倉駅からは徒歩25分ほどと距離があるため、訪れる人も少なくゆっくりと過ごすことができます。

山門へつづく階段には萩の葉っぱがいっぱい!避けながら上っていくのが新鮮でした。秋には萩の花で彩られると思うと楽しみですね。

一年を通してさまざまな花が楽しめる「海蔵寺」。とくに見事なのが、春のカイドウと、秋のハギですが、夏(7月)には、キキョウやノウゼンカズラ、蓮などの花が境内を彩ります。

筆者が訪れた7月19日は、とくにキキョウが綺麗でした。涼しげな紫色と白色のキキョウが、庫裡(くり)に彩りを添えています。

ノウゼンカズラは残念ながら見頃を過ぎていたようです。ほんの少しだけ見ることができました。

そしてピンク色の蓮も顔をのぞかせていました。じつは海蔵寺には午前と午後の2回訪れましたが、午前中は花びらが開いていましたが、午後にはつぼみのように閉じていました。

まだまだアジサイも見ることができます。

海蔵寺は趣ある美しい風景が楽しめる

海蔵寺はこじんまりとしていながら、とても美しい風景が楽しめるお寺です。とくに赤い野点傘がのある風景が趣があり、海蔵寺のシンボルとなっています。
こちらには、「十六の井」を見るための拝観料(100円)を納める箱が置かれています。(境内は自由に拝観できますが、「十六の井」は有料となります)

山門からのぞいた境内の様子も趣がありますね。たくさん緑に包まれた中、赤い野点傘がアクセントになっています。

山門の隣にある「脇門」へつづく風景も美しいです。筆者が訪れたときは、こちらの「脇門」で前撮りが行われていました。

本堂の左奥にはやぐらがあります。

海蔵寺の門前には、鎌倉十井のひとつ「底脱ノ井」があります。中世の武将である安達泰盛の娘(千代能)が水をくみに来た際、水桶の底が抜け「千代能がいただく桶の底抜けて水もたまらねば月もやどらず」と詠ったことに由来。
心の底もぬけて、わだかまりも解けたという歌だそうです。

四季折々の花を愛でに海蔵寺へ

鎌倉の花寺「海蔵寺」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。鎌倉駅や北鎌倉駅からは歩くものの、周囲には見応えのあるお寺や神社があり、鎌倉観光を楽しみながら訪れれば、そう距離は感じません。

7月はキキョウや蓮が楽しめましたが、四季折々の花が絶えず咲くので、また時期をずらして訪れたいお寺です。初夏にはアヤメも美しかったようです。

海蔵寺
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-18-8
拝観時間:9:30~16:00
アクセス:「鎌倉駅」より徒歩20分/「北鎌倉駅」より徒歩25分

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