産後ケアホテルって実際どうなん?!大阪のとあるホテル内にある産後ケアホテルを見学してみた
どうも、旅猿69(タビザルロック)です。関西を中心としたグルメ情報を発信しています。
突然ですが、みなさん、産後ケアホテルって知っていますか?
主に出産後の母子が利用できる施設ですが、日本ではまだまだ数が少なく、特に関西ではまだまだ珍しい存在です。
産後ケアホテル ぶどうの木
大阪本町にある産後ケアホテル、ぶどうの木を見学してきました。短い時間での見学でしたが、色々とお話を聞かせていただきましたのでご紹介します。
まず客室はこんな感じ。一見、普通のホテルですよね。それもそのはず、大阪本町の産後ケアホテルぶどうの木は「都シティ大阪本町」の中にあるんです。「都シティ大阪本町」のワンフロアの一角が、ぶどうの木として使われています。産後ケアホテルって、建物まるごと産後ケアホテル、というイメージしかなったのでこれには少し驚きました。
お部屋は「都シティ大阪本町」の他のお部屋とほぼ同じ。産後ケアホテルだからといって、何か手を加えられている点は感じられませんでした。
ですがアメニティ類は充実しています。授乳クッションがありました。
また、時期によって内容が変わるそうですが、赤ちゃん用のスキンケア用品などがお試しできるそうです。
オムツやおしりふきももちろんあります。基本的に、赤ちゃんに関するものは用意されているので、何も持ってこなくても大丈夫とのこと
と、ここまでだと普通のホテルと変わらないのですが、さすがは産後ケアホテル。産後ケアホテルならではのものがありました。それが赤ちゃん用のコット。懐かしいー!と思いました。
しかもちゃんと安全センサーもついていました。これなら安心。
お部屋にはバスタブもあります。きれいなお部屋でゆっくりと過ごせそうです。はじめは「産後ケアホテルっぽくないけど、これはどうなんだろう?」と思いましたが、見学してお話を聞くうちに、産後ケアホテルっぽくないのが逆に良いなあと思いました。忙しい育児の日々の中で、ホテルステイが叶うなんて贅沢!
お部屋のルームツアー動画を撮影しましたので、そちらも参考にご覧ください。
お部屋の動画はこちらをどうぞ
ベビールーム
客室とは別に、ベビールームがあります。ホテルの客室の家具のレイアウトを変えて、ベビールームとして使われている感じでした。ベビールームでは常にスタッフの方がいらっしゃり、24時間いつでも赤ちゃんを預かってくれます。沐浴もこちらでできますし、希望すれば沐浴指導を受けられるそうです。
もう1室お部屋があり、ここではスタッフの方と滞在しているママ、滞在しているママ同士の交流の場として使われているそうです。セミナーなどが開催されることもあるそうです。
産後ケアホテルのお値段
ここまで読んでお値段が気になった方も多いはず。お値段は、1泊2日 55,000円(税込)です。※別途宿泊税かかります。
ダッドウェイ、ミキハウスとのコラボルームもあり、そちらは少しお値段が上がります。
どうでしょう、このお値段。わたしは正直、やっぱりけっこう高いなあと思いました。しかし!実はそうでもないんです。というのも、こちらのお値段は一部屋の価格。人数が増えても価格は同じです。ですので例えば、大人2名(パパ・ママ)と赤ちゃん1名で1部屋に宿泊した場合も、1泊2日 55,000円(税込)です。そう考えるとそこまで高くはないように思えます。
しかも、24時間対応のベビールームは追加料金なく利用できるし、ママの食事 (朝、昼、夕、おやつ、夜食)もついています。お食事は栄養バランスが考えられたものがお部屋でいただけるそうです。朝食のみ、ホテルレストランのビュッフェになります。(パパの食事はついていないので注意。)
ぶどうの木はこんな人にオススメ
ぶどうの木では13泊以上の連泊で割引になるサービスもあるそう。そんなに長期で利用する人もいるのか質問してみたところ、長い方だと1ヵ月ほど利用する人もいるとか。また、日本に住んでいる外国人の方の利用も多いそうです。
いろいろお聞きしてわたしが思ったのは「旅行好き・ホテル好きのママにオススメ」かなと。正直なところ、他の産後ケア施設のHP等も事前に見ていたので、他のところに比べると広くないし、産後ケアホテルとして期待する設備やアメニティが物足りないように感じました。普通のホテルとあんまり変わらないかも、という印象でしたが、見学していくうちに、それが逆に良いなあと思いました。旅行好きの方も、産後しばらくはなかなか旅行に行けないかと思います。ぶどうの木であれば、赤ちゃんと一緒に安心してホテルステイを楽しむことができますし、赤ちゃんをベビールームに預けることもできます。普通の旅行のような気分が味わえる点が、大阪のぶどうの木の良い点だなと思いました。
こちらでご紹介したことは、ほんの一部。詳しくはHPをご覧ください。