「足のしびれ」は「血糖値が高い」サイン?-足のしびれの意外な関係を解説!
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「足のしびれ」と「血糖値」の関係を解説していきます。
今回の目次
- 足のしびれの原因
- 高血糖と足のしびれ
- 高血糖と様々な神経症状
- 上手に血糖値を管理しよう!
[1]足のしびれの原因
足がしびれる原因はいくつかあります。
- 腰椎椎間板ヘルニア…腰にある「椎間板」というクッションが潰れて神経を圧迫して、しびれが起こる
- 脊柱管狭窄症…腰の神経が通る管が狭くなって圧迫することで、しびれが起こる
- 梨状筋症候群…殿部の筋肉(梨状筋)の過緊張などによりしびれが起こる
- 下肢閉塞性動脈硬化症…足の血管の老化が進むことでしびれが起こる
そして、この他にも「血糖値が高い」ということがあげられます。
[2]高血糖と足のしびれ
血糖値が高い状態(高血糖)が長く続くと「足のしびれ」が現れることあります。
これは高血糖が持続することで「神経」が障害されることでおります。
しびれを放置すると、いずれ感覚が鈍くなります。
この状態だとケガをしても痛みを感じにくいため、感染を起こし、足が壊疽(えそ)してしまうことがあります。
[3]高血糖と様々な神経症状
高血糖の状態でも、初期は特別な症状なく、放置すると口渇・多飲・多尿などの症状が現れます。
さらに放置することで、腎臓・目・神経・心臓などが障害されてしまうことがあります。
そのなかで「神経」の関係した症状は「しびれ」だけではありません。
例えば、下のような症状がみられます。
- 立ちくらみ
- 脈拍の異常
- 便秘、下痢
- 排尿、排便の異常(頻尿など)
- 勃起障害(ED)
- 発汗の低下など
[4]上手に血糖値を管理しよう!
上手に血糖値をコントロールするためには、下のようなことがおすすめです。
- 定期的な健康診断…高血糖でも初期は特別な症状がないため、定期的に測ることが大切
- 適切な量・適切なバランスの食事…「過食」はもちろん「過度なダイエット」も良くない
- 食物繊維をしっかり摂る…食物繊維は、急激な糖の吸収を抑えてくれます。
- よく噛むこと…糖質の分解は「唾液」も関わっているため、よく噛んで、唾液を分泌することも大切
- ストレス解消…ストレスは自律神経の乱れから血糖値が高くなる
- 適度な運動・筋力の向上…有酸素運動を中心に筋力トレーニングも組み合わせられると良い
全てを完璧にこなそうとすると、なかなか続けられません。
そのため「まずはどれか1つ!」でも良いので意識して、取り組んでみましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました!