鎌倉市の銘菓「鎌倉小川軒」のレーズンウィッチ。その工場が横浜市戸塚区にあり、工場併設の直売所では、製造工程で割れてしまったサブレのキュースケやカステラの切り落とし、賞味期限の近い生菓子など、いわゆる訳あり商品がお手頃価格で購入できます。

鎌倉小川軒 戸塚工場直営店

鎌倉小川軒は1988年東京代官山「小川軒」より独立し、1989年に「お菓子の家・鎌倉小川軒」として鎌倉と戸塚にオープン。現在、神奈川県内に7店舗あるお菓子屋さんです。

鎌倉小川軒を代表する商品「レーズンウィッチ」は、サブレの間にくちどけの良いバタークリームと自家製ラムレーズンをたっぷりとサンドした焼菓子で、鎌倉市のふるさと納税の返礼品にもなっています。

キュースケは割れたサブレのお買い得商品

「レーズンウィッチキュースケ」は戸塚店の人気商品。レーズンウィッチは通常5個入り734円ですが、キュースケは5個入りで360円。数に限りがあるので一家族2袋までの購入です。早い時間に売切れるため、キュースケ目当てなら開店時間に行くのがおすすめです。※必ずあるわけでははありません。

キュースケは、菓子業界で久助やきゅうすけとも呼ばれ、製造工程で割れたりかけたりした規格外の菓子を、正規品よりも安い価格で販売するもののことをいいます。由来は諸説ありますが、「完全である十から一つ欠けたために、九助つまり久助と呼ばれるようになった」という説がおもしろいですね。

食べるときにどうせ割るので私は全く気になりません。中にはほんのりラムの香りがするレーズンがびっしり。クリームがはみ出ていて多い気がしました。

訳あり商品がお買い得

レーズンウィッチのキュースケを買った前日、11時頃にお店に行ったらすでに売り切れていたので、カステラの切り落としと賞味期限が短い鎌倉ロール（20％OFF）を買ってきました。翌日は10時開店時間について無事にキュースケを購入。

レモンカードのかかったパウンドケーキは、戸塚店限定の季節商品。お買い得だけでなく、限定品もあるのでお店の方に聞いてみてくださいね。