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【我が家の幸せな子育て攻略法】幼児期の習い事や受験塾を考えた時に大切にしたい2つの事。

Mommy Ring 綾乃莉子育てサポートライター

初めまして。子育てサポートライターの綾乃莉です。

私自身も2児の母で、日々子育てに奮闘しています。

「我が子の子育てなんだから、出来て当たり前?」いえいえ、そんな事は有りません。子供を育てるということは、大変難しい事です。真剣に子供に向き合えば向き合う程難しく、日々試行錯誤しながら1日1日を乗り切っています。よく耳にする悩みの例として「睡眠が大切だというけれど、全然寝てくれない」、「イヤイヤ期真っ只中で、全然言う事を聞いてくれない…」、「偏食で困っている」、「集中力が無くて落ち着きがない」等あり、何歳になっても疑問や悩みは尽きません。複数の事を同時進行しなければならない時も多くて、ホッとひと息つけるのは子供達が寝ている間だけ…。

そのように日々子育てを頑張る皆さまへエールを送りたくて、実体験を元に執筆を始めました。

子供の睡眠時、授乳の時間、電車などの移動時間など、隙間時間のお供にしていただけると幸いです。

「我が家の幸せな子育て攻略法」

幼児期の習い事や受験対策を始める時に大切にしたい2つの事

初夏の風が心地よく感じ、せわしない新年度から落ち着きを取り戻しつつある今日この頃。次年度以降の幼稚園入園や小学校入学を考えたり、習い事や受験対策など、準備を始めている親子も多いのではないでしょうか。

今回は、そのような親子に向けて、幼児期の今だからこそ大切にしたい事を書いていきます。

1.人としての基盤作りを大切にしたい

吸収力の高い幼児期に、まず大切にしたい事が、人としての基盤ではないかと思います。

この時期の子供達は、人としてのポテンシャルを大幅に高める事ができます。つまり、この時期にIQ(知性)やEQ(感性)と呼ばれるものを養えるようにしていく事はとても大切な事だと考えます。先取り学習や知識の獲得も大切なこととは思いますが、私はこの時期だからこそ、より前者を大切に考えていきたいと思っています。

IQやEQを養うには

IQやEQを高めるために、幼児期に学ぶ事としては、

基本的な言葉や算数的な力を養うだけでなく、まずは人の話を集中して聞くこと、自分でものごとを考えること、挨拶や返事の出来ること等が主な事となります。そのために必要となる集中力や思考力などの、いわゆる「地頭の良さ」の源泉は、小学校以降の学習の伸びに強く影響してくると言われています。さらに、幼児期から礼儀やマナーを身につけておく事で、人から好かれ、自然と社会性も育まれる事になります。

その事から、何をするにしても、まずは集中力や思考力を育て、礼儀やマナーを守る事が出来るように日々の声のかけ方、日々の接し方を大事にする必要があると考えています。

集中力や思考力を鍛え、礼儀やマナーを守るために今日から出来る4つのポイント

何かをする時に、以下を大切にします。

  • 子供が集中し始めたら、なるべく同じ空間にいるようにして、こちらからは声をかけずに見守る。
  • 自分で考える作業をさせる。「何で?」と聞いてきたら、「何でだと思う?」と聞き返したり、自宅でも自由遊びを取り入れる。
  • 礼儀やマナーは、日々の生活の中で大人が見本を見せる。また、そのような事が描かれた絵本を読みながら教えたり、何故それが必要なのかを簡単に話す。
  • 日々の生活に知育遊びを取り入れる。(知育とは思考力・判断力・記憶力・想像力などの知的能力を鍛えるための教育で、それを目的とした遊びを知育遊びといいます。)

2.幼児期には、何をするにも1番大切な事は親子の交流

2つ目は、幼児期は親に依存しているため、ただ人任せにするのではなく、親が一緒になって行ったり楽しむ事により、より一層の成果を期待する事が出来ると考えています。

親子の交流により

•愛着が強化される

•安心感が高まる

•自分を大切にする心をもつ

と、言われています。

6歳までに愛着に基づいた人間関係が構築されているかどうかで、その後の人に対する信頼感の形成や社会性の発達の度合いが違ってくるとも言われています。

そのことから、この幼児期に親子の交流を沢山もち絆を深める事は、人間としての総合力を養う上で非常に大切なものと考えています。

親子の交流がより効果的になる6つのポイント

  • 親子の時間は毎日しっかりとる。時間よりも質を大切にする。一緒にいる時はスキンシップを欠かさない。
  • 園や習い事の送迎や入浴時の短い時間だけでも、しっかりと子供と向き合う時間を作る。
  • 習い事をしている場合には、そこで行った内容を出来る範囲で把握して、自宅で一緒にやってみたり習い事の振り返りの時間を作る。
  • 何か躾をしたい場合、まずは子供の思いを尊重し、子供の思いを聞いて理解を示してから、学んで欲しい内容を伝える。
  • 危ない事や人に迷惑をかける事でなければ、短時間でも好きにさせてみる。させてあげられない場合は、分かりやすく理由を話して、代替プランを提案する。
  • 子供が甘えられる場は大切にする。(保育園では人の言う事を聞くのに、家に帰ってきたとたんに甘えん坊になって抱っこをせがむという経験をした方は多いと思いますが、それは私は自然な事だと思います。頑張る事は出来るけれど、まだまだ思いっきり甘えたい時期。それを快く受け入れてあげる事で、子供は安心して頑張る事が出来るのだと思うのです。)

以上、今回は、

○幼児期には、まずは人の基盤作りを大切にすること
そのために、必要となるIQやEQを高められるような声かけや接し方のポイント
○幼児期には、親子の交流が必要不可欠なこと
親子の交流がより効果的になるポイント

でした。

何かをした時に、それらが親子共に喜ばしい結果となるように導いてくれる事でしょう。

何かをチャレンジする時に、是非一度確認してみて下さいね。

子育てサポートライター

1歳と4歳の娘の母。お受験塾に通わずに幼稚園受験に挑み、合格を得た我が家が実践してきた幼児期の親から子への教育に関するノウハウを紹介。その他に、子供の健康・遊び・食事を中心とした今日から使える子育てメソッドをお届けする事で、幸せママ(パパ)への道をサポート。【保有資格】看護師、保健師、乳幼児食指導士、知育レクリエーションインストラクター

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