先週の大雨で、県内では未だに断水が続いているところもあり、一刻も早い復旧を望まずにはいられません。
応急給水に富士宮市からも給水車が派遣されています。

台風が去った後も、私が利用する道路の何カ所かで水があふれていました。

市街地にも近く住宅街にある『神田川南公園』は、地震発生時の指定緊急避難場所に設定されています。
あちこちで災害が発生しているのを目の当たりにし、いざというときに自分が避難する場所を確認しておこうと『神田川南公園』を訪れてみる事にしました。

指定緊急避難場所とは災害が発生し、または発生するおそれがある場合にその危険から逃れるための避難先のことで、富士宮市では「地震」「大規模な火事」「洪水」「土砂」「火山現象」など災害の種類に対応する「指定緊急避難場所」を設定しています。
指定避難所は災害の危険性があり避難した住民等が、災害の危険性がなくなるまで必要な期間滞在し、または災害により自宅へ戻れなくなった住民等が一時的に滞在することを目的とした場所のことです。

場所は潤井川前の道沿いの西公民館の一本裏の道沿い、ちょうどウェルシアの裏辺りに位置します。

住宅街なので、こじんまりした公園を想像していましたが、とても広いです。敷地はトイレや総合遊具のある場所とグラウンドで２つに分かれていました。

これなら、大勢の方が避難して来ても大丈夫そうです。倒壊した建物に巻き込まれる心配もなさそうです。

グラウンド側では普段はグランドゴルフが盛んなんだそう。

公園側には花壇や藤棚があり、地元の方々が花の植栽などの管理をしてくれているそうです。

総合遊具はちょっと変わっていて、すべり台の部分が半透明でまるで川の流れのようです。神田川をイメージしているのでしょうか。

私が訪れたときには、高校生くらいの男の子達が、サッカーをして遊んでいました。
普段なら住宅街のオアシスのような『神田川南公園』。自動車の交通も少ない裏通りなので、ゆっくりと過ごすことができそう。

静岡県東部地震から11年が過ぎ、気が付くと危機意識が薄くなっていました。
緊急時に慌てない為に、いざというときの避難場所の確認と同時に、家族との待ち合わせ場所や日頃からの備えを再確認しました。