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店内には珍しい骨董品がずらり!夜まで営業する駅そばの喫茶店で武田信玄の名前を冠したパフェに舌鼓を打つ

はらぺこえりむし旅するグルメライター/カフェマニア

おしゃれで個性的なカフェがどんどん増えている昨今。それと同時に、昔ながらの喫茶店も若い世代を中心に再注目されています。この日訪れた「六曜館珈琲店」さんは、主要駅そばの繁華街で営業する喫茶店。地元の名武将・武田信玄の名前を冠したオリジナルパフェが食べられるお店で、珍しい骨董品を眺めながら夜のカフェタイムを堪能してきました。

「六曜館珈琲店」ってどんなお店?

「六曜館珈琲店」さんがお店を構えるのは、山梨県甲府市丸の内。居酒屋やレストランが多く建ち並ぶ市の中心エリアにある繁華街にお店はあり、近隣にはJR甲府駅や甲府城跡のある舞鶴城公園があります。グリーンで覆われたノスタルジックな外観は、昭和生まれの中高年世代には懐かしく、若者世代にはどこか目新しく興味惹かれるものとなっているようです。

店内はよくある“昔ながらの喫茶店”といった雰囲気。基本的には喫茶店として営業しているようですが、名物料理は「ぎょうざ」だというあたり、居酒屋感覚でお酒を飲みながら食事をしにくる人も多くいそうな印象です。

系列店で取り扱う骨董品を店内に展示

シャンデリアのデザインと対になったペンダントライトがぶら下がる、店内中央の天井部分。見るからに高価そうなアンティーク家具や雑貨が配置されているので、興味津々に思わず店内をぐるっと見回してしまいました。

ショーケースに並んでいるのは、くすみカラーに歴史を感じるガラスランプ。店内にある骨董品は、同店の系列店である骨董品店「六曜館」の商品を持ち込んだもの。

希少価値の高いレトロな固定電話機も発見しました。この電話機は全国的にも数が少なく、こちらは甲府市と北海道の旭川市で試験的に使われていたものの現品なのだとか。

デザインを眺めているだけで楽しくなる個性豊かなマッチ箱。こちらは入口そばのショーケースにずらりと並べられています。

甲府の名将「武田信玄」の名を冠した和パフェ

この日いただいたのは、同店の看板スイーツ「信玄パフェ」。つぶあんと白玉団子をたっぷりと使ったボリュームたっぷりなパフェは、小ぶりな見た目に反して食べごたえは想像以上に抜群でした。ディナー前の小腹満たしに食べる予定だったはずが、食べ終えたころにはすっかり満腹に。

もっちもちの白玉団子がとても美味しく、つぶあん、きなこと一緒に食べることで、和の味わいをたっぷりと感じることができます。淡いピンク色の桜の花が見た目のアクセントとなり、白と茶色のシンプルなビジュアルにいろどりを添えています。

「六曜館珈琲店」の詳細情報

【住所】山梨県甲府市丸の内2丁目15-15
【電話番号】055-222-6404
【営業時間】9時00分~22時00分
【定休日】日曜日
【公式サイト/SNS】Facebook

老若男女が集う、まちの喫茶店

同店の客層は、若者からお年寄りまで老若男女様々。訪問したこの日は地域の人々の宴会のため、テーブル席はほぼ予約席となっていました。カウンター席には若者世代の姿が多く見られ、宴会を楽しむ中高年世代の方々と同じ空間で飲食を楽しむその様にひとつの地域性が垣間見えたような気がします。また、同店は店内での喫煙を許可していることもあり、タバコを吸うためにふらりと訪れる人も多いのかもしれませんね。目zらしい骨董品や武田信玄の名を冠したパフェに興味惹かれた方は、ぜひ現地へ足を運んでみてくださいね!

旅するグルメライター/カフェマニア

常にごはんやスイーツのことを考えている食いしん坊主婦。興味の赴くまま日本全国を旅しながら美味しい食べ物を発掘し、「旅」と「食」をテーマに地域やお店、商品の魅力を発信している旅人グルメライター。取材や執筆の合間は気になるカフェへ足を運び、これまでに訪問したカフェは1000軒以上!ネットや書籍で情報収集するよりも、実際に自分の足で歩いて見つけたお店や直感で魅力を感じたお店を中心に訪問し、レポート形式で記事を執筆している。食べることは大好きだけど、お酒はすこぶる弱いのが玉に瑕。

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