【調布市】調布といえばゲゲゲの鬼太郎!ご当地マンホールだって鬼太郎モチーフ
調布市は、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげるさんの第二の故郷です。鳥取県境港市で生まれた水木さんは、1959年に調布に移り住んでから、2015年に亡くなるまでの50年以上調布で暮らし、調布市の名誉市民にもなった方なんです。
そのため、調布駅近辺にはゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪キャラクターたちのモニュメントや、鬼太郎のイラストが描かれたバス、妖怪風の郵便ポストなど、妖怪の姿をあちこちで見かけることができます。
また、調布しでは水木さんの命日である11月30日を「ゲゲゲ忌」とし、水木しげるさんの功績をたたえ、水木さんやゲゲゲの鬼太郎にちなんだ数々のイベントが行われています。
ゲゲゲ忌イベントは11月30日までですが、せっかくなので一年中楽しめる鬼太郎スポットをご紹介したいと思います。それが、調布市のご当地マンホール、ゲゲゲの鬼太郎マンホールです。
調布市にゲゲゲの鬼太郎のマンホールが設置されたのは、2016年3月のこと。調布駅周辺のマナー向上のために、株式会社水木プロダクションがデザインした6種類のマンホールが調布駅北口から甲州街道を結ぶ歩道沿いに設置されました。
この通りを北へ向かって行くと電気通信大学(通称、電通大)があることから、電通大通りとも呼ばれています。15分もあれば、調布駅から徒歩で全部のマンホールを巡ることが可能です!
まず、駅から一番近い鬼太郎と目玉おやじのマンホールは、駅前にあるパルコの入り口付近にあります。マンホール設置図(PDF)でもマンホールのある場所を確認できます。また、ゲゲゲ忌期間中は調布駅前にある調布市観光案内所「ぬくもりステーション」でマンホールカードの配布も行なっているそうです。
子泣きじじいのマンホールは、調布駅北口から北へ進み、2つ目の信号機のある横断歩道の近くにあります。
調布駅北口から北へ進み、甲州街道に突き当たるところに、砂かけばばあのマンホールがあります。この辺りは放置自転車が多かったため、放置自転車への注意を呼びかけるマンホールが多いですが、デザインマンホールの効果か、放置自転車はこの数年ですっかり減りました。
ゲゲゲの鬼太郎の妖怪キャラクターのなかでも知名度の高い一反もめんとぬりかべ。このマンホールがあるのは、電通大通りに向かって砂かけばばあの反対側。ここからは、折り返して甲州街道を背に、南に下っていきましょう。
歩きタバコや放置自転車の禁止など、マンホールのデザインでマナー向上を訴えるというコンセプトは、全国でも珍しいもの。ゲゲゲの鬼太郎の親しみのある妖怪キャラクターに注意されると、素直に受け入れやすいのかもしれません。
調布市にあるゲゲゲの鬼太郎デザインマンホールは、水木しげるさんとゆかりの 深い調布ならではの、個性豊かなマンホールです。見落とさ ないよう足元に注意して、街歩きを楽しんでくださいね!