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【涌谷町】秘境を求めて…多分涌谷町民でも知らない人が多いスポットに足を踏み入れてきました(三角点)

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです。

今回はとある依頼が私のSNSから送られてきたのでそれを記事にしていきたいと思います。

ではどんな依頼なのか…?

こちらになります

要約すると

  • 涌谷の秘境を紹介したい
  • 僻地で雑木林のオンパレードなので自分1人ではいけなかった
  • ささキジに同行して取材してほしい

ということですね。

場所は

・三角点

・八十八ヶ所堂

という場所の2つ。今回の記事では三角点について記事にします。

任せなさい。こういう取材は大好きです。

DMをくれた人に会ってきました

今回DMをくれた涌谷町の地域おこし協力隊宮澤さんです。みなさんが見ての通り優しいおじさんです。

今回私と宮澤さんの2人で涌谷町の三角点を見つけるため探検します。

三角点とは?

三角点は、日本の位置(緯度・経度)の基準を表す国家基準点で、全国に約10万点設置されています。地図作成、地籍調査、道路建設、ダム建設など、さまざまな公共事業において、位置の基準として利用されています。

三角点は、山の頂上付近や見晴らしの良い場所、公園の敷地内などに設置されており、花崗岩などの丈夫な石材でできた「標石」、真鍮やステンレスでできた「金属標」として目にすることができます。

 引用元:こちら

三角点探しの旅へ

私の軽トラに宮澤さんを乗せ、案内してもらいます。

緑に囲まれた道をひたすら進んでいくおっさん2人。会話は特にない。

宮澤さん:「そろそろ左に曲がるっぽいですね!曲がったところに車を停めましょうか」

曲がった先にはお墓が。

言われるがままに進んできましたが、こんな人のいないところに連れてきて、実は宮澤さんは私のことを…と怖くなってきました。

おそらく奥の道を歩いていけば三角点があるはず…です!と宮澤さん。

【ここで宮澤さんに何かされても助けは確実に届かない】

というこの状況。ささキジは覚悟を決めて宮澤さんと雑木林を突っ切ることにしました。

上記の写真は宮澤さんが撮った写真なのですが、宮澤さんに背後を取られている私の心情を想像してみてください。

マジで怖いから。ほんとに何されるかわかったもんじゃない。

電波塔が立っていて、厳重にロックされている。

ささキジ:「ほんとにあるんですか?こんなところに三角点なるものが本当にあるんですか?こんなところに2人きりって…別な目的が本当はあるんじゃないですか?」

宮澤さん:「いやいやいや!うーん。おかしいなぁ。近くに電柱があってそこを登るはずなんだけど…」

あたりを見渡すこと数分。

電柱発見。なにやら上に登れそうな誰かが歩いたであろう道も発見。

上に向かいます。

すると…

ありました。三角点。

宮澤さん:「あ、ありましたね。三角点。三角じゃないんですね!」

ここでささキジは思うわけです。

(おい宮澤!なんだこの盛り下がり感は。あんたが行きたいって言ったんでしょうが。あ、ありましたね。じゃないよ。どうすんだこれ。記事にすんの俺なんだぞ。)

こんな思いを抱えながら元来た道を引き返そうと歩みを進めた瞬間

転ぶささキジ。それを嬉しそうに動画を回す宮澤さん。

ささキジ:「痛い。尻が泥だらけだし、なんというか…行きたくなかったんすよ俺は!!!本当は!!なにが面白くておっさんと2人でこんな思いをしなきゃいけないんですか!呼べよ!綺麗なマダム呼べよ!チェンジだチェンジ!」

宮澤さん:「そんなこと言わないでくださいよ!次に向かうのは八十八ヶ所堂という場所です!そこに向かうまでの道が地図上に載っていないので探り探りになりますが頑張りましょう!」

ということで三角点は発見しました。

しかし、ここまでで2人の関係にはわりかし大きめの亀裂が入っている状態。

果たしてこの流れのまま涌谷町の八十八ヶ所堂へ辿り着くことができるのか…?

次回もお楽しみに。

いってきたところ詳細

名称:涌谷町にある一等三角点

アクセス:宮城県遠田郡涌谷町大字箟岳字花立29-2

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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