MLBが電子時計不正使用疑惑でダイヤモンドバックスと当該コーチを罰金処分
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10月4日のダイヤモンドバックス対ロッキーズのワイルドカード決定戦で、ダイヤモンドバックスのアリエル・プリエト=コーチがベンチで電子時計を使用していた可能性があるとしてMLBが調査に乗り出していたが、早期解決に至った。
スポーツ専門サイトの『The Score』が報じたところでは、MLBは6日に声明を発表し、プリエト=コーチがベンチで使用していた電子時計(アップルウォッチだったことが判明)と携帯電話を調査した結果、不正使用はなかったとした上で、ダイヤモンドバックスとプリエト=コーチに罰金処分を科したことを明らかにした。
声明の主な内容は以下の通りだ。
「MLBは調査の結果、プリエト氏が4日の試合のベンチ内で、アップルウォッチ及び携帯電話を特別な目的や野球関連で使用していたという証拠を見出せなかった。調査結果に関わらず、プリエト氏は試合中にベンチに電子機器を持ち込んではいけないというMLBの規則に違反しており、プリエト氏とダイヤモンドバックスに罰金処分を科すことになった。罰金はプエルトリコのハリケーン被害の義援基金に寄付されるだろう」
トリー・ロブロ監督も今回の件に関してプリエト=コーチの単純なミスだとし、以下のように釈明している。
「単純なミスだ。問題が発覚した時点で、状況を把握するためアリエルに確認した。彼が説明してくれた内容がすべてだ。4日の試合に何の影響もなかったし、今後の試合にも影響しないだろう。我々は不正など考えたこともない」
不正疑惑を払拭したダイヤモンドバックスは気分を新たにし、地区シリーズでドジャースに挑む。