ギャザーの分量は布の厚みと張りで変わるのでテストしないとイメージと違うことがあるよ
うさこの洋裁工房洋裁の先生
ギャザーを作る時市販の本でよく1.5倍とか2倍ギャザーと書いてあったりします。
これは縫い付ける元の長さに対し1.5倍もしくは2倍の長さの生地にシワを寄せて作るギャザーという意味です。
ギャザーの倍率に何か決まりがあるの?
この数値という決まりはありません。
何故なら、生地は張りや厚さなどで同じ倍率でもシルエットが変わるからです。
どれくらいを目安に用意したらいいの?
生地によって違うので、実際にフリルを作ってみて決めるのがいいと思います。
フリルを作る生地を横30cm、縦5cmに切ってください。
上側にギャザーを寄せてみてください。
ギャザーの寄せ方
倍率の出し方
30cmの生地を
- 20cmになるまで縮める→1.5倍フリル
- 15cmになるまで縮める→2倍フリル
- 10cmになるまで縮める→3倍フリル
このように実際に縮めて風合いを見て、好みの倍率を決めます。
実際のフリルの量の計算の仕方
実際にフリルを付けたい部分の長さを測る。
フリルを付ける位置の長さ×上記で決めた倍率+縫い代2cm=フリルの横幅
フリルの横幅が布に収まらなかった場合
2等分~4等分する。
分割したフリルの長さ+縫い代2cmで分割した枚数切る。
こうやって作ってね!