【富士宮市】もはや観光名所の老舗文房具店『Rihei』の“が一太店長”に会いに行って来た!
宮町にお店を構えてから100年以上の歴史を持つ「文具の蔵Rihei」さん。お店の名前は江戸時代にこの地で油屋を開業した初代吉澤利兵衛(りへい)の名前が由来だそう。
「文具の蔵Rihei」といえば、あひる店長がいる事で有名ですよね。
昔は店長に会いたくて用もないのに良く通っていましたが、店長が亡くなり知らずのうちに足が遠退いていました。
先日仕事場の先輩が『Rihei』の袋を持っていたので、「が一太店長がいた時には良く行ったんだけどなぁ…」と言うと、「4代目が一太店長がいるよ!」と教えてくれたので、久し振りのRiheiと4代目に会えるとウキウキで出かけました。
お店の前に駐車場があり、右手には天然の湧き水がこんこんと流れ出しています。
お店の中は奥に広く、昔からある定番の文具から、こんなの欲しかったんだーと思う斬新なもの、最近話題のものなど、富士山をモチーフにしたおみやげやプレゼントに喜ばれそうなものなど幅広い品揃えです。
特に万年筆は地域No.1の品揃えを誇り、常時100本以上取り揃えているそう。気になったのが細かな手作業でしか味わえない「蒔絵」技術で色彩豊かな富士山の表情をひとつひとつ手作業で蒔いて仕上げているRiheiオリジナルのセーラー万年筆!独特の色彩の妙を、現代の印刷技術で再現した新しい加飾工芸品でポイントとなる部分には金粉、銀粉を施してあり、持っているだけでテンションが上がりそうな万年筆です。
また万年筆インクも充実の品揃えで、なかでも富士山や白糸の滝など富士宮のイメージをインクにしたRiheiオリジナルの宮洋墨(みや・いんき)が人気だそうです。
試筆スペースもあるので、自分のお気に入りの1本を見つけることができます。
でも驚くのはこれだけではありません。奥に進むと店内に小川が流れているんです。富士山の恩恵のある富士宮ならではの光景ではないでしょうか。
更に裏庭には明治から100年以上の時を刻み、在り続けている登録有形文化財の「庄の蔵」があり、現在は市民の皆様が展示会や個展などギャラリーとして使用できるように開放しているそうです。
また、蔵の横の、「味噌部屋」は、現在はお客様との応接室として使っているんだそう。100年以上前の建物が現在も現役で使われていることに感銘しました。
「庄の蔵」奥には4代目が一太店長が寛いでいました。「取材させてくださーい」と言うと、「かっこよく撮ってよ」と聡明な横顔を作ってくれました。
最後に、実は私の推しは猫グッズがいっぱいあるところ!便せんやシール付箋、クリップなど、猫グッズが盛り沢山なんです。
いろいろ目移りしましたが、今日は手帳の整理用にB5のクリアファイルとクリップを購入しました。
いつ行っても、何度行っても飽きない「文具の蔵Rihei」。見どころも満載で、もはや観光名所級です。
文具の蔵 Rihei
住所:富士宮市宮町8番29号
TEL:0544-27-2725
営業時間:9:30~18:30
定休日:年中無休