【神戸市】登録有形文化財だった「旧日本真珠会館」が解体されていました
昭和27年に建てられモダニズム建築としても評価されていた旧日本真珠会館。解体が決まり2023年3月に閉館しました。それから一年経った今、建物は完全になくなってしまいました。
建物前にある街路樹だけが寂しく残る今
旧日本真珠会館は、建築家光安義光氏が設計し神戸のモダニズム建築としても高く評価され、2005年に国の登録有形文化財に指定されました。
2024年1月には解体の準備が始まり、ビル全体が防護壁で覆われていました。
2024年4月に来てみると建物は完全に解体されていました。建物前にある街路樹が場所を示すものとして唯一残っています。
形あるものはいつかなくなるものとはいえ、日本の建物は入れ替わるスパンが本当に短いとも感じます。ここに新しい建物ができたときには賑わうのでしょうけど、かつてこの地にあった建物は記憶のどこかにずっと留めておきたいと思います。
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