大型台風13号 非常に強い勢力で沖縄へ
【台風13号・強風域広がり大型台風に】
台風13号は風速15m/s以上のの強風域の範囲が広がり、大型の台風に変わりました。沖縄の南東海上を西に進んでいます。
6日午後6時現在の中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。今後は高気圧の縁に沿って北上し、非常に強い勢力のまま7日(金)夜に沖縄・八重山地方(石垣島地方・与那国島地方など)の南海上に最も接近する見込みです。宮古島地方・石垣島地方・与那国島地方などでは暴風を伴う荒れた天気に警戒が必要です。7日、石垣島・与那国島地方の波の高さは10mに達する予想です。
沖縄本島地方は暴風域に入らない見通しですが、7日の波の高さは本島地方で6mとなり、晴れ間があっても海のレジャーは危険です。
【暴風域・最接近の見通し】
■宮古島地方・・7日昼前に暴風を伴い、7日昼過ぎに最接近の恐れ。
■石垣島地方・与那国島地方・・・7日昼過ぎから夕方に暴風域に入り、7日夜に最接近の見込み。8日未明から明け方にかけて暴風が続く恐れがあります。
【空の便欠航決定】
7日午後は那覇空港を発着する宮古島行き・石垣島行きのほとんどの便が欠航を決定しています。
【海は全便欠航】
6日時点で、那覇と周辺離島を結ぶ便は全便欠航となっています。
那覇市の泊港では渡嘉敷島でダイビングを楽しむ予定だった観光客が戸惑いを見せていました。
【沖縄本島 7日晴れても強風域】
6日の那覇市内。高気圧に覆われて晴れていますが瞬間的に20m/sを超える突風が吹いています。
【台風周辺の雲域広がる】
台風の強風域が大きくなり、台風周辺の雲が外側に広がってきました。
中心付近には発達した雨雲がありますが、外側の雲には隙間があります。その為、台風の中心から少し離れる沖縄本島地方は7日も晴れ間があります。台風が最も接近する石垣島・与那国島地方では7日から8日にかけて断続的に強い雨の降る恐れがあり、暴風・大雨・高波・高潮に警戒が必要です。