愛されたお肉屋さんの最終営業日、コロッケに行列 丸新ビルの建て替えで25年の歴史に幕【川崎市中原区】
こんにちは!
武蔵小杉を中心に、川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。人情のまち・川崎の楽しいイベントや素敵なお店の情報が気になる方は、ぜひフォロー&チェックして下さいね♪
昨日、武蔵新城の丸新ストアに入っていた「肉の斉藤」さんと「藤巻青果店」さんが閉店してしまいました。最終日に、斉藤さんのお惣菜部門ではコロッケを売り出していました。
私も、新城に取材にくるたびにちょこちょこ買っていたこのコロッケが食べられなくなるのが残念で、ちょうど取材日に当てている日だったこともあり、朝から文字通り駆け付けました。
丸新ストアがオープンする11時の10分ほど前に到着すると、すでにお店の前には長蛇の列ができていました。(予想通りではあります。)
11時になると、シャッターが開いて、列が進みました。
斉藤さんのことだから、個数制限などはしないでしょうし、コロッケだけだったら売り切れてしまうかも、と思っていましたが、惣菜もそれなりに並べられていました。
ずっと買いたかったバジルチキンもなんとかゲット。
それでも、開店から20分ほど待って、ケースの前についた時には、メンチカツは売り切れ。
みなさん、名残惜しくて、たくさん買っていかれるので、他の揚げ物もだいぶ少なくなっていましたが、コロッケはまだ大丈夫でした。
子どもから頼まれていたピーマンの肉詰め、串揚げ、からあげも、なんとか手に入りそうでほっとしました。
私の好きなアジフライも。
買ったことはなかったですが、チキンカツも。
とってもコスパのいい鶏の唐揚げ。
もう食べられなくなってしまうのかー…。
社長さんにもご挨拶ができました。
移転の予定はなく、これで25年間の歴史に幕を閉じる、とおっしゃっていて。
本当にいままでおつかれさまでした、そしてありがとうございました。
がらんとした店内が寂しいです。
早々に閉店してしまった鮮魚店「元吉商店」さんの閉店記事はこちら↓
丸新ストアの中の鮮魚店が閉店 このコスパはもう現れない…恒例のお正月盛りは?
お向かいにあった「藤巻青果店」さんも今日までと聞いていたので、野菜も買えたらと思っていましたが、紫玉ねぎとお麩しか残っていませんでした(汗)。
でも、せっかくだから、お麩を買わせていただきました。
藤巻さんは、移転してまた営業されるということでしたので、また営業を再開される報せが入りました際には、こちらの記事でもご案内したいと思います。
入り口のところにある洋服屋さんは、もう少しだけ営業するようです。
本日買って帰ったのは、コロッケ(3個)、肉串、からあげ(100g)、ピーマン肉詰め、アジフライ(2尾)という感じでした。
これで、お会計が1,000円代だったんですが…
私の前に並んでいた方々は「5,000いくらです」「7,000いくらです」と言われていましたが、いったいどれだけ買ってたんだろう?
本当に、雰囲気も価格も、昭和の時代を彷彿とするような、なんともいいお店でしたよね。
コロッケも、ほくほくのポテトがたっぷりの、昔懐かしい味。
これがもう食べられなくなるのは、本当に残念ですね。
スーパーではなく、お肉屋さんでお肉を買い、コロッケもついでに買う。そんな光景が、またひとつ過去のものになってしまう。ちょっとしみじみしてしまいますが…
武蔵新城はそれでも、人情の残る温かい町なので、これからもまだまだディープに、昭和の香りを探索していきたいと思います。
斉藤精肉店さん、ありがとうございました!
丸新ビル
住所:川崎市中原区新城3-17-10