韓国の一日の感染者が日本よりも下回った!
韓国の昨日(6日)の新規感染者は3717人で、日本の4476人よりも759人下回った。韓国の一日の感染者が日本よりも下回ったのは昨年9月23日以来である。
韓国は先月(12月)14日に過去最多の7850人を記録したが、年明けからは3831人(1日)、3125人(2日)、3023人(3日)、4443人(4日)、4125人(5日)と、3千~4千人台で推移していた。
首都ソウルも12月14日に過去最多の3166人の感染を確認したが、1月からは1182人(1日)、990人(2日)、937人(3日)、1412人(4日)、1208人(5日)、1038人(6日)と1千人前後で推移している。しかし、依然として東京(79人→84人→103人→151人→390人→641人)よりも遥かに多い。
また、死亡者も12月には22日(109人)、24日(105人)、30日(108人)と3度、100人を突破していたが、今月は69人→36人→51人→57人→49人→45人と多くても60人台である。それでも日本(0人→2人→1人→1人→1人→1人)と比べると断然多い。累計で307人と、日本(6人)の約50倍である。ちなみに12月の1か月間の死亡者も日本が33人なのに対して1967人と、60倍近くもあった。
先月21日から今月3日まで1千人を超えていた重症者は4日に993人と三桁に落ちたのを皮切りに882人(5日)→839人(6日)と減少し始めたが、それでも日本(6日現在64人)と比べると13倍も多い。
なお、ワクチン接種は1月6日現在、1回目(韓国86.33%、日本80.28%)も2回目(韓国83.34%、日本78.88%)も韓国のほうが日本よりも多い。また、3回目の接種は韓国では全人口の39.1%(60歳以上は80%)にあたる約2005万人がすでに終えている。
韓国は感染拡大を抑えるため昨年11月1日から施行していた「ウイズコロナ」(段階的日常回復)を先月中断し、新年を迎えても「私的な会合、会食は4人まで、営業時間は夜9時まで」とする「ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)」をさらに2週間延長している。
なお、韓国の全国感染者数は1月6日現在、65万7508人(日本174万4017人)。死亡者は5932人(日本1万8399人)となっている。
ちなみに韓国の人口(約5134万人)は日本の人口(約1億2536万人)の半分以下で、ソウル(約991万人)も東京(約1396万人)よりも約400万人も少ない。