長年使っていた掃除機が壊れたので日立の紙パック式静音軽量掃除機を購入。開封と一か月使ってみたレポです
普段使っている家電が急に壊れて困ることはよくありますが、今回8年ほどお世話になっていた掃除機が壊れてしまったので新しい掃除機を買ってみました。
これまで使っていたのは日立の紙パック式の掃除機(HITACHI かるパック CV-PC500)。軽い掃除には紙パック式の充電式ハンドクリーナー(マキタ コードレス掃除機CL107FDSHWを使用しています)が便利なのですが、しっかり掃除をしたいときにはコード式タイプが欠かせません。
紙パック式を使う前はサイクロン型の掃除機を使っていたのですが、ごみを吸い取るうちに吸引力が低下するのと、ごみ捨ての際ホコリが飛び散るのが嫌だったので、ホコリが出ずポンと捨てられる紙パック式に切り替えました。以来、何不自由なく8年ほど使っていました。
これまでのが気に入っていたので同じものか後継機がないかネットで探してみたところ、見つけたのが日立 軽量 紙パック式クリーナー コード式 自走パワーブラシタイプ(HITACHI CV-KP900L)。商品情報はこんな感じです。
メーカー:日立
商品名:かるパックCV-KP900L(日本製)
色:ライトゴールド(N)
消費電力:840W~約180W
吸引仕事率:340W~約50W
運転音:57dB~約51dB
集じん容積:1.3L
コードの長さ:5m
標準付属品を含む質量:3.6kg
本体寸法:長さ339mm×幅207mm×高さ203mm
標準付属品:ホース1本、パワーヘッド1個、延長管1本
付属応用部品:サッとハンドル1個、ほうきブラシ1個、パッとブラシ1個、すき間用吸口1個
使用紙パック:パックフィルターGP-2000FS
自走ヘッド付でサイズ、ワット数、運転音、重さ共にこれまで使っていたCV-PC500と同じくらいだったので「これだー!」と思いポチっと購入。数日後届いたのがこちら。
段ボールに日本製と書いてあるのが嬉しいです。
パーツや説明書等を全て段ボールから取り出し、保護用の袋から取り出したのがこちら。
電源コードは巻取り式。伸ばしたコードをしまうときはボタンを押してくるくるっと巻き取るタイプです。
掃除機のパーツを全て組み立てたのがこちら。
「ほうきブラシ」と「すき間用吸口」は延長管のフックに取り付けられます。
掃除機のグリップを手に持ってみて驚いたのは全体の軽さ。本体の重さはこれまでのCV-PC500とさほど変わらなかったはずなのですが、ヘッドの部分が小さめでホースも細めなので驚くほど軽いです。
「サッとハンドル」という本体を持ち上げるハンドル部分も手にフィットし持ちやすいのも嬉しいところ。掃除をしてみたところ全く疲れを感じません。
思っていたよりもずっと便利だったのが「ごみくっきりライト」。緑色のLEDライトが光って細かいごみを見やすくしてくれる機能です。
掃除機のライト自体は普段使っているハンドクリーナー(マキタ コードレス掃除機CL107FDSHW)にもついている機能だったのですが、マキタの方は電気をつけていない場所や夜に効果が実感できる程度だったのに、ごみくっきりライトは昼間や明るい部屋のちょっとした家具の下や影を掃除する場合でもはっきりごみを照らしてくれるんです。これが意外に便利。ごみくっきりライトを使うことによって、明るい部屋でも普段見落としているごみがいかに多かったかと気づかされました。
掃除を終えた後の収納も本体裏面についてあるフックに延長管のホーススタンドという部分をひっかけるだけ。これまでのCV-PC500でもそういう機能はあったのですが、本体裏面の色が暗く、フック部分が見えづらいという欠点があったのですが、こちらは明るめの色なのでフック部分が見やすく、ひっかけやすいのです。
パワーヘッドの裏側はこんな感じのブラシになっています。
ブラシは「からまんブラシ」というもので、髪の毛などがからまりにくい仕様になっているとのこと。確かにこれまでは何かと糸くずなどがからまって、そのたびにハサミでカットしていた気がします。ちなみにこれまで使っていたブラシ(CV-PC500)が右側です。ヘッドのサイズも小さくなっています。
このヘッドのサイズが使ってみるとなかなか便利で、小さめになったことによりこれまで使っていたCV-PC500では掃除しずらかった狭めの部分が楽に掃除できます。延長管共に厚みも薄めでパワーヘッドも浮かない為、テレビ台の下のすき間や低めのベッド下など8cm以上の場所はそのまま掃除できてしまうのが便利です。
手元操作部はこんな感じです。パワーブラシをオンにするとヘッドが自走式になり楽に掃除ができます。
またグリップハンドルを軽くひねるだけでヘッドが左右に向きを変え、狭い場所の掃除もしやすくなっていました。
これはCV-PC500でもあった機能だったのですが、ヘッドの向き変えがとてもスムーズに行われるようになっています。ただ、ヘッドが動くたびにカチカチと切り替え音がするので気になる方もいるかも。自分はすぐに慣れました。
パワーヘッドの吸引力にも驚きました。パワーヘッドを壁に近づけるとヘッドの先端が壁に少し吸着するくらい吸引してくれます。おかげで隅々まで掃除をすることができるようになりました。
新しい掃除機の軽さと使いやすさをすっかり気に入ってしまい、その後1か月ほど使い続けてみました。ここからはその中で便利だった機能や気づいた点などを挙げてみます。
運転音は57dB~51dbB。パワーブラシをオンにして強にするとまあまあの音ですが、掃除機特有のキーンといった音は感じられないのでパワーブラシと強度を調整すればかなり静かな方なのではと思いました。運転音の大きさはこれまで使っていたCV-PC500と同じはずなのですが、CV-PC500の方がブラシの回転音が大きくうるさく感じました。
とはいえ、実際にはパワーブラシをオフにすると自走式やごみクッキリライトがストップしてしまうため、掃除の効率が悪いです。
電気代や運転音、掃除の効率を考えると「ecoこれっきりボタン」で掃除するのが良さそうでした。ecoこれっきりボタンは自動運転機能(運転中は自走有)。センサーが床面の種類や状態を感知して自動で中または弱運転をし、待機運転や自動停止が行われるという便利機能です。掃除をしながら家具を動かしたり床、たたみや絨毯、フローリングと切り替わる場合には特に便利です。
ごみ捨ては紙パック式なので楽なのは言うまでもないですが、シールふたが付いているため、取り外す際にもほこりがほとんど飛ばないのが嬉しいところ。紙パックは本体の上ふたを前側からこのように外して取り換えます(下の写真は購入時の掃除機組み立て前のものです)。
購入時には紙パック(パックフィルターGP-2000FS)が1枚装着されていました。この紙パックは前回使っていたCV-PC500で使っていたものと同じもの。機種が変わっても使えるのが便利ですよね。
付属応用部品で意外に使えたのが「ほうきブラシ」。ブラシの中央に小さめの穴が開いてあり、吸引力をイイ感じで分散してくれるため、先端の細い隙間用吸口のようにあちこち引っ付かないでくれるのが便利です。
ほうきブラシはサッシの掃除に便利らしいのですが、パソコンのキーボードなどを掃除したり、小物の入った箱や布類、ソファーなどの表面のほこりを取るのに重宝しています。吸引力調整リングが付いていて回すと吸引力の調整もできます。ただブラシが少し硬めなのでデリケートなものを掃除するのには向いていないかもしれません。
ちなみに一か月使ってみたヘッドブラシの様子はこちら。「からまんブラシ」というだけあって、ほとんど絡まっていませんでした。
我が家はフローリングと畳がメインで絨毯の部屋がありません。毛の長いペットもいないので(小鳥はいます)この掃除機で満足していますが、絨毯がメイン&毛の長いペットを飼っている方はもう少しハイパワーの商品を選んでも良いかもしれません。
また購入後に口コミサイトでこの商品をチェックしてみたところ、1年ほど使った際ホースが破損したという声もありました。個人的にはまだ購入後1か月しか使っていないことと、軽量かつ静音の掃除機は便利なので気に入っているのですが、気になる方は購入前に他の方の口コミもチェックしてみてくださいね。
軽くて小回りが利き緑色のライトで掃除が楽しくなる日立の軽量紙パック式クリーナー(CV-KP900L)、新生活に備えて紙パック式の掃除機を買おうと考えている方はいかがですか。
商品情報
日立 軽量 紙パック式クリーナー コード式 自走パワーブラシタイプ(HITACHI CV-KP900L) 購入金額 40,160円(税込)