【土浦市】目指すは「焼き芋のその先」。こよなく焼き芋を愛する「芋やす」のマジうまスイーツ6選
寒くなってくると恋しくなりますよね、焼き芋。
おいしい焼き芋を販売しているところを探していたら、土浦市荒川沖に焼き芋専門店があるのを発見! これは行ってみないと。ということでお邪魔してきました「焼き芋専門店 芋やす」。焼き芋はもちろんですが、焼き芋を使ったスイーツがもりだくさんの焼き芋パラダイスです。
移動販売からスタートした「芋やす」はおしゃれな佇まいも魅力です
国道6号線を、土浦から牛久方面へと向かうその途中「荒川沖南区」という信号を曲がってすぐのところに「焼き芋専門店 芋やす」はあります。目印はこの和風な建物。どことなく京都の町家をも思わせるような和モダンな雰囲気が魅力です。
店内に入ると右側のショーケースに「芋やす」の商品が並んでいます。「ここ焼き芋屋さんだよね?」と疑ってしまうほどのラインナップ。ケーキ屋さんやカフェを訪れたような良い意味で期待を裏切る、今どきメニューが充実しています。
ウォーマーを覗いてみると、ありました、お目当ての焼き芋。でもここはさすが専門店。“ただの”焼き芋ではなく、おいしいさつま芋作りで定評のある農園の焼き芋が味わえるんです。しかも焼き芋専門店が厳選した農園の中でも「これはうまい!」と太鼓判を押すさつま芋を選んで焼いているので間違いなくおいしいのです。
もうひとつのショーケースもフルーツサンドならぬ焼き芋サンドなど、まさに芋尽くし。全部ほしくなるほど、おいしそうなビジュアルのスイーツばかりです。
「芋やす」の商品は、基本テイクアウトなのですが、店内で味わいたいというお客様の要望もあってこのような寛げるスペースも用意されています。棚に並んでいるのはスタッフさんの持ち物だというコミック漫画。思わず長居してしまいたくなります。
店内で商品を楽しむ方のためにセルフサービスでコーヒーが味わえるコーナーもあります(飲み放題490円)。グラインダーやドリッパー、サーバーなどどれもこれも本格的で、香り高い1杯を作ることができます。こんなところにも「芋やす」のマニアックぶりを垣間見ることができます。
今回お話を伺ったのは「芋やす」の責任者でもある塚本哲朗さん。「IMO HOLIC」のキャップに焼き芋愛を感じます。荒川沖のこの場所で「芋やす」をオープンするまでは、小さな車に小さな焼き窯を備えた移動販売を行っていたそう。
2005年から移動販売をスタートして焼き芋の魅力を多くの人に伝えていた時代を経て、「焼き芋のその先を拓いていきたい」と2019年に店舗を構えます。広々とした調理場を完備した店舗では、今ある商品だけでなく、“その先を拓いていく”ための新商品作りにも日夜励んでいます。
これは絶対食べてみてほしい、「芋やす」マジうまメニュー6選
大変お待たせしましたが、数ある「芋やす」の商品の中から、これは絶対に食べてみてほしい6つの商品をご紹介します。
焼き芋 100g180円~(量り売り)
焼き芋専門店が厳選する焼き芋はぜひ味わってみてほしいです。取材に訪れた日は「プレミアム紅はるか」(千葉県産)、「ひめあやか」(茨城県産)、「すずほっくり」(茨城県産)の3種類。その中でも芋好き塚本さんが好きな食感だという「ひめあやか」と人気の「すずほっくり」をいただきました。
こちらが「すずほっくり」(100g180円)の断面。「焼き芋の味わいといえばこれ!」というようなほくほく感がたまらないです。
そしてこちらが塚本さんの好きな食感の「ひめあやか」(100g180円)の断面。「すずほっくり」と比較すると見た目がしっとりしているのがおわかりでしょうか。食べたときの食感はその見た目通り、ねっとりとほくほくの中間のしっとり。小ぶりながら食べ応え十分です。
ほし焼き芋 1080円
「ほしいも」はあっても、「ほし焼きいも」の発想も焼き芋専門店ならではです。糖度が高く、品質の良さでも定評のある「紅はるか」を焼き芋にして、それから干すというひと手間もふた手間もかかっていて、通常のほしいもよりも甘みが強く、しっとりとした味わいです。このおいしさは大切な方への手土産にもぴったりです。
芋蜜生キャラメル(10粒入)700円
これもお土産にぴったりの一品。「芋蜜生キャラメル」の推しポイントは、なんといっても“芋蜜”を堪能できることです。焼き芋のおいしさの秘密は芋が蓄えている蜜にあります。その蜜を3日間かけて抽出して作るキャラメルなのですからおいしいに決まっているのです。お茶はもちろん、コーヒーなどの苦みの強い飲み物との相性抜群です。
焼き芋サンド 580円
いまフルーツサンドが注目されていますが、さつま芋の、それも焼き芋をサンドしたスイーツが存在するのは、日本広しといえど、おそらくここ「芋やす」だけなのではないでしょうか。
パッケージを開けた焼き芋サンドのお姿がこちら。焼き芋の表面部分が蜜で輝いています。生クリームは焼き芋の旨みを引き立てるために甘さ控えめ。しっとりとしたパンと生クリーム、焼き芋のハーモニーは絶品です。
こちら横から見た焼き芋サンド。ずっしりとしているから自立します。
スイートポテト 310円
先にご紹介した「ほし焼きいも」に続き、こちらのスイートポテトもさつま芋ではなく、焼き芋がベース。ほくほくしながらも、焼き芋ならではの香ばしさも楽しめます。生クリームたっぷりのケーキよりもお芋ベースなのでヘルシーでおいしいスイーツとして手土産としても人気です。
大学焼き芋 100g280円~
焼き芋を揚げた後に蜜をからめた和スイーツは、ほくほくとういよりもとろんとした味わいです。焼き芋にするというひと手間が加わるだけでこんなに食感も味わいも変わるのかと感激します。
干し芋シェイク(390円)やおさつチップス(330円~)などまだまだいろんな商品がありますので、ぜひ一度お店を覗いてみてください。オンラインショップもあるので、なかなか足を運ぶことができないという遠方の方でも「芋やす」の味わいを楽しむことができますよ。
店舗情報
焼き芋専門店 芋やす
住所:茨城県土浦市沖新田1
電話:029-846-0240
営業時間:12:00~18:30
定休日:月曜(月曜祝日の場合、火曜休み)
駐車場:あり(無料)
ホームページ:https://imoyasu.store/
Instagram:imoyasu2005