【神戸市】プロの実力、素人の無責任感大集結「みんなの四コマ漫画展」喫茶ポエム、花森書林同時開催
神戸元町の古書店・花森書林と喫茶ポエムでプロの漫画家から小学生まで幅広い作家が手掛けた四コマ漫画を集めた「みんなの四コマ漫画展」が開催中。しかもすべて同展に向けて制作されたオリジナル作品というから驚き。有名作家のここでしか見られない四コマ漫画も見られる貴重な漫画展です。
喫茶ポエムから始まった「みんなの四コマ漫画展」
「みんなの四コマ漫画展」は10年ほど前に喫茶ポエムで漫画好きな店主が自分たちも漫画を描いてみようかと常連客などから作品を募って始めたのが最初。その後、花森書林の前店主と一緒に漫画展を開催しようと画策している間にコロナが蔓延しその計画もしばし中断。そしてようやくコロナが落ち着き、今回この漫画展の開催に至りました。
この漫画作品を提供してくれた作家は、喫茶ポエムと花森書林の常連客がベースでそこからさらに友達の友達など御縁がある人達にも広まりました。今回作品を寄せてくれた作家は74組、77人にものぼります。四コマ漫画のテーマは自由、それぞれが独自に思いついたモチーフで制作した漫画になっています。
花森書林では59作品を展示
花森書林では59作品が展示されています。同展には小学生や一般の方の作品もありますが、漫画家、イラストレーター、絵本作家、美術家、フォトグラファーなどプロの第一線で活躍するクリエイターもこぞって作品を提供しています。プロはその実力を発揮し、アマチュアは無責任ではないですが何にもとらわれず自由奔放に描いた作品が集まりました。
作品を提供したプロ作家の方々の一部を順不同敬称略でご紹介します。
WAKKUN、上村亮太、香山哲、スズキコージ、青山大介、椿﨑和生、大嶋宏知、さとうゆうすけ、和田直子、イシサカゴロウ、世田谷ピンポンズ、アシタモ、カニコーセン、植田真、小野原教子、榎忠。
喫茶ポエムと花森書林は歩いて1分ほどの距離にあり、両店舗には簡単に行き来できます。
神戸元町の小さなお店だから実現できた、プロから素人までが全力投球して作った生原稿のオリジナル作品が鑑賞できる「みんなの四コマ漫画展」。方向性のない個性あふれ過ぎた作品を見た人には、きっとなにか心に刺さるものが残ることでしょう。