高津区に「カリヨン」という音楽教室があるのをご存知ですか？

以前、スタジオ兼シェアスペースをオープンしたとき、川崎経済新聞でも扱わせていただきました。

今回は、そのカリヨンさんがオンラインで音楽のレッスンを保育の現場に提供するサービスを始める、ということで、現在申し込みを受け付けています。

とても素敵な内容なので、ご紹介したいと思います。

子どもたちを、音楽を通じて情緒豊かに育てたいと考えている保育園や、お母さん、お父さんたちはぜひチェックしてみてくださいね。

うたと工作　えほんであそぼ

カリヨンさんは、2000年に高津でスタートしてから、絵本を使った表現教育を「カリヨン・メソッド」と名付け、地域の子どもたちに音楽をメインにした表現の楽しさを伝えてきました。

子どもの増えている川崎市は保育園が多くありますが、反面ピアノを弾ける先生がいない、園の特色がないなどの悩みを抱える園も増えているようです。

カリヨンさんの今回の取り組みは、それらの悩みを解決するような新しいサービスです。

オンラインでの音楽レッスン

カリヨン独自のレッスン動画を見ながら、カリヨンメソッド＝「うたう」「つくる」「あそぶ」「演じる」の4つのプログラムを通じて、絵本をまるごと味わう教育を園児たちに実施できます。

子どもたちを惹きつける完成度の高い動画（30分〜40分）を利用しながら、先生たちはあらかじめ見ておいた指導用動画を参考に、ピアノを自分で弾かなくても子どもたちと一緒に楽しみながら、表現教育を施すことができるということです。

うたのレッスンの動画より

一園あたり月額（定額）なので、何回でも見ることができます。

子どもたちは、年間を通じて100曲近くの歌を覚えられるそうですよ！

工作のレッスンの動画より

工作も実際に手を動かして行えます。

工作に必要なキットも、オンラインで手に入れることができるそうです。

その他のコンテンツも充実

カリヨンの先生たちが作ったさまざまな動画コンテンツも、楽しむことができます。

オンラインの発表会も

希望の園からは動画を送ってもらい、集まった動画は発表会風に編集して流すそう。

このあたりは、オンラインのメリットを最大に生かしたサービスです。

子どもたちにぜひ学ばせたいですね。

私が海外でミュージカルに出演するようになって痛感したのは、日本人はとにかく歌が残念（涙）ということでした。ちょっと語弊があるので付け加えると、ギターや太鼓がなって、すぐに歌い出せるような音感は、日常的に歌を歌っていたり、誰か上手い人と一緒に歌っていると身につくものなのですが、例えば教会に行って歌を歌う、というような習慣がない日本では小中学校の音楽の授業くらいしか、音楽に触れる機会はありませんでしたよね。

カラオケのように改まって歌いにいかなくても、もっと日常に歌があふれてほしいな、と思っています。

カリヨンさんの取り組みは、そんな日本の教育現場、これからを担う子どもたちの成長の過程に一石を投じるものになりそう。

独自の音楽教育で子どもたちの笑顔を引き出し、才能を伸ばしたいと考えている園長先生、保育士の皆さん、ぜひカリヨンさんの新サービス、利用してくださいね！（今なら安い！）