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【宇治市】初心者もOK。奥深い中国茶の世界を気軽に楽しめる「ほっこりサロン」に参加してみませんか?

さかみち地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

本格的な烏龍茶って、どんな感じなのだろうと興味津々。烏龍茶のことも中国茶の作法も、まったく知らない私さかみちが、4月8日(土)に開かれた「ほっこりサロン」に参加してきました。

今回ご用意くださったのは「正岩特種茶王」というお茶。烏龍茶には何と100種類以上あるので、ほっこりサロンでは毎回さまざまなお茶を出してくださるそうです。

中国茶芸のお作法は日本の茶道ほど難しくはないそうで、先生は「聞食聴睇」という4つを楽しんでくださいとおっしゃっていました。

聞=香を楽しむ
食=味を楽しむ
聴=音を楽しむ
睇=目で見て楽しむ

実際、お茶を淹れてくださるのはインストラクターの佐々木先生。本格的な茶道具で淹れてくださるお茶を、ただ純粋に楽しませていただけます。

この2つの器がワンセット。左の細い器(聞香杯)に先生がお茶を注いでくださるので、それを右側の器(茶杯)に自分で移し替えます。

聞香杯(もんこうはい)で香りを楽しみ、茶杯(ちゃはい)で味を楽しむんです。

確かに、聞香杯(もんこうはい)からはお茶の香りがしっかり漂ってきます。茶杯(ちゃはい)のほうも香りはしますが、ぜんぜん違う! 聞香杯自体の歴史は、まだそんなに古くはないそうです。新しいことを取り入れながら進化しているのが中国茶なんだなぁと初めて知りました。

もうひとつ日本茶と違うのが、烏龍茶は何杯でも好きなだけ楽しめるということ。通常、日本茶を急須で淹れると、最初は薄めだったのが、だんだん濃くなっていき、また薄くなって終わりですよね。でも烏龍茶は「薄め→濃いめ→薄め→また味わいが復活」することもあるという不思議な現象が起こるんです。

これは体験してみないとわからない! すごく貴重な経験をさせていただけたなと、うれしくなりました。

また、そうした烏龍茶の特性から、もてなす側の方が「もう終わりですね」と言うのではなく、その場にいる人たちが味わいながら、もう一回淹れてください、そろそろ終わりですね…などみんなで決めるのが中国茶を楽しむときの作法なのだとか。これも、なかなか面白いお作法ですよね。

左下が飲む前の茶葉、右が飲んだ後の茶葉です。
左下が飲む前の茶葉、右が飲んだ後の茶葉です。

何と今回いただいた烏龍茶は全部で15杯! 小さな茶杯でいただくとはいえ、すごい量ですよね。でも不思議なことに参加者全員「いくらでも飲めちゃうね~」と意見が一致しました(笑)。

こちらの「ほっこりサロン」は、大阪屋マーケット内の「あおいそら」さんにて、不定期で開催されています。

次回は、2023年4月14日(金)と29日(土)に開催されます。気になる方は、佐々木先生のInstagramからご連絡くださいね。
※各回5名までとなっていますので、お申し込み時にはお席が埋まっている可能性もあります。ご了承ください。

【基本情報】
ほっこりサロン
会場:大阪屋マーケット内あおいそら
所在地:京都府宇治市宇治妙楽41
主催者:佐々木先生

地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

地域ニュースサイト号外NETで京都府宇治市・城陽市を担当しています。メルマガ制作からスタートしライター歴は約15年、現在はWeb記事制作を中心に活動中です。2020年には「世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生」を出版しました。城陽に住んで約50年、子育ても終わり、「地元に貢献する仕事をしたい」と2021年より号外NETのライターを始めました。宇治市・城陽市のお店やイベント、地域活性化のためにがんばる人々を「情報発信」という形で応援していきます。

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