2023年5月1日に開店の博多 鮨 貴山(たかやま)

最近オープンしたばかりの博多 鮨 貴山(たかやま)。実は、東京の和食の名店5年連続ミシュランガイド掲載店で東京の広尾「和食 貴山」の新店舗です。
お店は、博多駅から徒歩2分ほどの好立地。

地下1階にお店はあり隠れ家的な雰囲気もあります。

接待にも利用できる、2人個室と4人個室もあります。

カウンターも落ち着いた雰囲気で、大将の握る姿を見て過ごす時間も至福の時間。
店内でコースを食べながら、今後予約困難なお店になる予感がしました。

というのも、料理も全くの申し分のない味ですが店主のお人柄にもありました。
大将とは思えない、博多弁混じりの話しやすいお人柄に接客。料理に対する思いもある親しみやすい雰囲気に、楽しい時間も過ごせました。

お昼のランチは、お手頃な値段

ランチメニューはお手頃。

• おまかせ握り10貫(3,000円)
• おまかせコース(6,000円)
• おまかせコース上(9,000円)

大将に聞くと、オフィス街の駅前でランチ限定のおまかせ握りでも十分満足ができるのでぜひまずはこの“おまかせ握り”を食べて欲しい!それで、夜コースを検討してもよいくらい満足できる内容ですと話されていました。
握り以外にも、巻物や玉とお椀ものもついています。
また、9,000円のおまかせコース上を食べるなら、あと3,000円を出して夜のおまかせコース12,000円が実はおすすめだと教えてもらいました。
※夜のコースを昼注文は、事前予約が必要。
飲み物メニューも充実していました。

ランチに、夜のおまかせコースを頂きました

事前予約をすれば、夜のコースも昼でも予約ができます。

夜のおまかせコース(12,000円)

まずは、しじみの濃厚な出汁を1杯。2日酔いに効きそうな濃厚なしじみを感じた料理はこれが初めてです。毎日頂きたい。
そのあとの前菜5種、鮑や生のキスもありました。

どれも、丁寧な味付けの出汁が染みる和食名店の実力を感じました。
握りがスタートし、間でお刺身も堪能。握りはどれも、一口すると「あぁ〜おいしい！」としか言いようのない味。

心配していた、江戸前寿司の件。結果、辛いお醤油ではない福岡県民の口に合わせたお鮨でした。シャリは温かく甘みを出して旨さを出す福岡県民向け。新鮮なお魚は、配慮した冷蔵庫でほどよい温度で温度管理。しゃりしゃり感を上手く楽しめるお鮨はどれも、申し分ない味。

お店自慢お鮨ネタ

特に、手をかけて握られる穴子。ぜひ食べて欲しいです。食べるのではなく、噛まずに飲める穴子です。大トロも、お魚というよりも生肉でした。

うにいくらももちろん美味でした。

誰も残したことがない、自慢の茶碗蒸し

その後に、巻物や卵焼き、赤出汁とフルーツもありましたがもう一点お店の目玉があります。
茶碗蒸しも、かなりおすすめ。丁寧な出汁と海苔・しじみに海老がのった茶碗蒸し。こんなに香る海苔を感じた茶碗蒸しは初めてでした。ボリュームのある料理で、よく茶碗蒸しを残すと聞くこともありますが、開店後茶碗蒸しもかなり好評だそうで残したお客さんはまだ居ないそうです。これも毎日、食べたい・・・そう思える仕上がりでした。
※ランチメニューにも、この茶碗蒸しはつきます。

まだオープンして間もないお店ですが、人気度のあるお店になることが想像できるコスパと味の精度。握り10貫ランチをまずは食べに出かけてみてくださいね。