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【東京都北区】東十条駅近くの昭和な洋菓子店シェルボンで工事が始まりました。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

JR京浜東北線の東十条駅から徒歩約1分、十条跨線橋の西の袂にある老舗洋菓子店のシェルボン(CHER BON)さん(撮影2022年12月14日・午前10時半ごろ)。

こちらのお店が長らく開店していないことに、先日気がつきました。

1974年創業のシェルボンさんのシュークリームやショートケーキなど、昔ながらの定番洋菓子は絶品です。

毎年12月も半ばになれば、クリスマスケーキの販売で賑わっていました。筆者も、バタークリームをたっぷり使った美味しいブッシュドノエルを、何度か購入させていただいたことがあります。

しかし、昨年の12月は火が消えたようにひっそりとしていて、クリスマスケーキの予約受付のポスターもなければ、外の通りに面したショーウィンドーも空のままでした。

東十条銀座商店街のあるお店の店主の方によれば、2022年の10月頃からシェルボンさんは開いておらず、お店が開かなくなる直前は、シュークリームだけを作って販売していたそうです。

下の写真は、上にあげた写真の翌日、2022年12月15日の午前11時過ぎに撮影したもの。出入口後ろのブラインドが少し上がっていましたが、店内に明かりはなく、開店準備中という雰囲気ではありませんでした。

そして、今年2023年1月12日の様子が下の写真です。

店内では何らかの工事が始まっていました。出入り口前には、中に何かが詰まった袋や瓦礫が積まれていました。店内の天井の照明は、まだそのまま使われていました。写真では少し見にくいですが、袋の脇で腰掛けている人の奥、出入口を入ったところに、ビニール袋を被せられた機械のようなものが置いてあり、そこには「1階に保管」という小さな貼り紙がしてありました。

閉店の貼り紙などは見当たらなかったのですが、とても心配です。引き続きウォッチしていきます。

【店舗情報】
◆シェルボン
 東京都北区中十条2-10-1

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

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