【東京都北区】再開発後の十条駅西口地区の様子が、だんだんはっきりしてきました。
昨年2020年の春先から、十条駅西口地区の再開発が急ピッチで進んでいます(撮影2021年7月)。
十条駅の北口改札の前に広がっていたロータリーも、その西側と南側の建物もたくさん取り壊されました。
更地に戻されたその一角はフェンスで囲われ、現在も工事が着々と進んでいるようです。
先日、駅前の仮設交番脇のフェンスに、再開発関連のこんな大きな告知が出ているのを見かけました。これまで小さなポスターが掲示されることはありましたが、ここまでの大きさのものは初めてです。
再開発後の駅前ロータリー、商業施設、共同住宅などの様子がよくわかります。
LINEを使った情報発信も始まっているようです。
お友だち登録をすると、お惣菜のあい菜家、お菓子のむさしや、ボンヌカフェ、「チキンボール」でお馴染みの鳥大など、十条銀座商店街の4軒のお店で8月15日まで使えるクーポンをもらえるとのこと。「第1弾」という文字も見えますので、今後は別のお店を対象にしたクーポンプレゼントが続くのでしょう。
LINE登録の件を詳しく調べようとしてネットを検索したところ、ウェブサイトが7月12日に公開されていたこともわかりました。
大きな看板、ウェブサイト、SNSなどを使った複合的な情報発信が始まっているところを見ると、いよいよ建物の建築なども開始され、工事現場の様子が大きく変わるかもしれません。
最後に、駅前にあった懐かしい風景をいくつか。
ロータリーの西側の一角にあった、町会の建物「十條会館」。
町会の定例会や、お祭りやイベントの打ち合わせ、冬の夜回りの休憩所などにも使われていました。その昔はここで寄席なども行われていたようです。
昨年2020年の6月には取り壊されてしまいました。
現在の仮設交番の少し南側に建っていた昔の交番(2020年9月撮影)。
今はすっかりなくなってしまった、駅前のロータリー(2020年12月撮影)。
十条駅前の今後の様子、引き続きウォッチしていきます。
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