【京都市左京区】パティシエのこだわりが詰まった極上のシュークリームを、どうぞ
下鴨神社の近く、2021年11月にオープンした「Pâtisserie AVECAMOUR(パティスリー アヴェカムール)」をご紹介します。
有名ホテルでパティシエとしてのキャリアを積んだオーナーシェフ・高木繁さんが、材料にこだわりを持ってつくるシュークリームやケーキ、焼き菓子が人気です。
「お客さんの8割以上がリピーターになってくださっています」と、うれしそうに話す高木さんの気さくな人柄も魅力的。
お店の外観
下鴨西通りから葵橋東詰の交差点を下鴨神社方面へ少し歩くと、ひときわセンスの高さを感じるグレーの建物が見えて来ます。
道路に面した大きなガラス戸からも明るく清潔感のある店内が見えており、立ち寄りやすい雰囲気です。
お店の名前は、“愛を込めて”という意味を持つフランス語。ロゴマークをよーく見ると、「A」の部分にハートマークが隠されているのがわかります。ロゴマークからも店名に込められた思いが伝わって来ます。
店内のようす
白い壁の店内は明るく、スタイリッシュなイメージ。
お店に入って正面にあるショーケースには、いちごのショートケーキやシュークリーム、モンブランなど、だれにとってもなじみのある商品が並んでいます。
それにしても、ケーキの上の、葉っぱをモチーフにしたチョコレートのデコレーションが芸術的で美しいですよね。
「ケーキの上には食べられるものしかのせたくないんです」と話す高木さん。お店のロゴが入ったピックの代わりに、この芸術的なチョコレートの葉っぱがお店のトレードマークになればとの思いを込めているそうです。
円形テーブルには定番のフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子がきれいに並べられています。
バナナをかたどった「下鴨バナナ」は看板メニューのひとつ。
壁面のディスプレイもおしゃれな印象を与えます。
カウンターの奥には、高木さんがコンテストで獲得した賞状や盾がいくつも並び、パティシエとしての技術力の高さを証明しています。
おすすめのメニュー
ケーキやシュークリーム、焼き菓子などお店に並ぶすべての商品が魅力的で、どれにしようかと悩んでしまうほど。
今回は、幅広い年齢層に人気の「シュー・ア・ラ・クレーム」と、テレビやラジオで取り上げられたこともある「下鴨バターサンド」をご紹介します。
シュー・ア・ラ・クレーム
高木さんが「最高のシュークリームに仕上がりました」と誇らしげに話してくださったのが、「シュー・ア・ラ・クレーム」。
やわらかなシュー生地に、クッキー生地を重ねることでサクッとした食感に仕上がっています。
インドネシア産のバニラビーンズ、きび糖を使ったカスタードクリームは“歯切れの良さ”にこだわっているそう。
クッキー生地のサクッとした食感が楽しく、すっきりとした甘さが特徴。
こんなにたっぷりとクリームが詰まっているのに、食べてみると全然“重たくない”のが不思議です。うちの中学生の娘も「何個でも食べられる」と目をまん丸にして食べていました。
「AVECAMOURのシュークリームを買いに」が、下鴨へ行く理由になりそうなぐらい、至極の一品です。
下鴨バターサンド
テレビやラジオでも取り上げられたことがある「下鴨バターサンド」は、手土産にも喜ばれる人気商品。
ボリュームのあるバターを薄めのクッキーで挟んだバターサンドが最近のトレンドですが、高木さんが目指すのは“クッキーが主役のバターサンド“です。
国産小麦「赤煉瓦」を使ったクッキーは、口の中でホロホロとほどかれていくような食感を楽しめます。
クッキーが主役とはいえ、芳醇なラム酒の香りがするバターも美味しく、口の中でひとつの作品に仕上がっていくよう。
ひとつひとつ包装されているので、手土産にも最適です。
オリジナルクッキー缶は百貨店のオンラインショップにも
1種類ごとに異なる食感を楽しめるオリジナルクッキー缶が、ジェイアール京都伊勢丹のオンラインショップで開催される「クッキーフェスティバル」で販売されます。
◆ ジェイアール京都伊勢丹オンラインショップ「クッキーフェスティバル」
2023年3月1日(水)午前10時〜3月6日(月)午前10時
宝石箱のような見た目がかわいく、贈り物にぴったり。
オリジナルクッキー缶はもちろんお店でも購入できますよ。
お店の情報
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Pâtisserie AVECAMOUR(パティスリー アヴェカムール)
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住所 |京都市左京区下鴨宮崎町121-1
営業時間 |11:00〜18:00
(土・日曜日)10:00〜18:00
定休日 |水曜日・木曜日
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