スリランカ、デモ隊が大統領公邸を襲撃。大統領が逃避し、公邸のプールで泳ぐデモ隊員。
スリランカで9日午後、大統領退陣を求める反政府デモ隊がコロンボ市内の大統領官邸に突入した。
この大規模なデモは、大学生や労働組合員を中心に組織され、多くの一般市民が参加した。さらに、野党の政治家や、クリケット選手など一部の国民的英雄も参加した。
デモ隊が公邸を襲撃した際、ゴーターバヤ・ラジャパククシャ大統領は公邸におらず、その所在は不明であると地元メディア(news wire)は報じたが、その後にソーシャルメディアに流れた映像では、大統領の荷物がコロンボ港で海軍の船(SLNSガジャバフ)に慌しく詰め込まれる様子が伝えられている。さらには、sns上でスリランカの国際空港に向かうVIPを乗せた車の映像が映されている。
デモ隊の大統領官邸への突入の際、付近で発砲があり、2人が負傷した(news wire)。しかし、デモ隊による突入が成功した後、デモ隊と軍隊の落ち着いた助け合っている映像が届いています。フォートの大統領官邸を占拠した後、大統領の寝室や台所で寛ぐ姿、や官邸内のプールで涼むデモ参加者も見受けられる。
この事件を受けて、ラニル・ウィクラマシンハ首相は、党幹部による緊急会議を招集し、事態の早急な収拾に向けた協議を行いたい意向を伝え、同時に議長に議会の召集を要請したと(daily mirror)は報じている。首相からの要望を受けて、マヒンダ・ヤパ・アベイワデナ議長は、特別党首会談を召集した。時間いついては本日(9日)スリランカ時間で午後4時であるとマノ ガネーシャン議員のツイートで分かった。