【高岡市】卵の価格高騰の今だからこそ、美味しく新鮮な卵が選ばれる! ひかりがま農園の越中名水赤卵
初夏の風を感じながらドライブしていると、農道に「たまご」の看板がちらほら見えてきました。場所は高岡市の難読地名、西藤平蔵(にしとへいぞう)。「たまご」の文字に惹かれながら車を走らせ着いたのは、直売所「ひかりがま農園」。
のどかな田んぼ道に「うみたてたまご」の文字。綺麗な自然と庄川の伏流水の美味しい水が流れるエリア。そして何よりも地元民と思しき皆さんが次々に、自販機やお店に吸い込まれていっては、大量の卵を抱えて出ていきます! これは美味しいはず、食べてみたい! こちらのプレハブに入ってみましょう!
ロッカーのような自動販売機に入った卵が並んでいます! こちらは卵の自動販売機でした。様々なサイズやボリュームの卵の扉があります。いつでも購入できる卵の自販機が近所にあったら、「あ! 卵がないんだった!」というときでも困らなくて良さそうです。
ここで、ひかりがま農園の鎌田社長に取材交渉。「今から給食の卵の納品行くがいけど、少しなら!」と! お忙しい中ありがとうございます! 鎌田社長によると、「以前はもっと小さな、外にむき出しの自動販売機だったのですが、2年ほど前に今の大きなものに変えたんですよ。おかげさまで好評です。」ということです。
実店舗の方も見せていただきましたよ! こちらにも様々なサイズや内容量の卵が並び、地元の皆さんが次から次へと来店されては、やはり皆さんプロの方かと思うくらいに大量に購入されていきます。
店内にはサインもたくさん!お米を食べて育った鶏さんの卵にたくさんの方が喜ばれたのがよくわかりますね。最新は今をときめくお笑いコンビ「ランジャタイ」。ボケの国崎さんは富山県出身ということで、よくロケで富山を周られている県民ゆかりの芸人さんです。
店内には卵以外にも、牛乳やにしんの糀漬けが販売されていました。この小矢部の畑醸造さんの糀漬けは絶品だそうで、なぜ買ってこなかったのかと家族から責められました。しまった。そんなに美味しかったんだ。近いうちに再訪したいと思います。この日はありませんでしたが、卵かけご飯のお供、畑醸造さんの醤油や、近隣で取れた新鮮野菜が入荷する日もあるそうですよ。ここへ来るだけで極上定食が作れそうなラインナップですね!
店舗の横には養鶏場や卵を洗浄する施設があります。並んでいるのは飼料のタンク。飼料はこだわりの高岡産の飼料米。約16000羽を養鶏しているひかりがま農園さんですが、飼料の高騰や、鳥インフルエンザなど養鶏をされるには厳しい要因がたくさんあり大変なのではないでしょうか?鎌田社長は「うちの卵はよそよりもちょっと高いけど、一般に出回っている卵も高騰しているので、せっかくなら良い卵を選びたいよね、というお客様に喜んでいただいているんですよ。」とのことでした!お米を食べて育った鶏さんが生む卵は殻が固く、黄身が盛り上がっていて、コクがあるそうです。
元々近隣の石川県や岐阜県の顧客も多かったそうですが、卵の購入に制限がある県外からのお客様がさらに増えたり、富山在住のお客様が県外在住のご家族やご親戚に贈るといった需要も増えているそうですよ。
この日に発送される卵の荷造りをされているスタッフさんのお邪魔をして見せていただきました。たくさんの卵がぎっしり入った箱!! お店へ卸される分かと思いきや、全て個人宛だそうです!
超特大3Lたまごも人気商品。こちらは、数が少ないことと、需要が高いことで、7日前までに予約が必要とのことです。
予約済みの卵を見せていただきました。撮影するために出していただいたところ、来店中のお客様が「今日超特大あるがけ?」と!ごめんなさい、写真を撮るためだけに見せていただいた予約済み商品なんです。通常サイズ(M)と比べると一目瞭然。ケースにパンパンに入っているのが超特大3L。ど迫力の目玉焼きが作れそうですね!
通常の卵は在庫さえあれば店頭や自動販売機で購入できます。業務用や贈答用、超特大3Lの御用命はぜひ、お電話(フリーダイヤル)0120−164105までご予約くださいとのことですよ!たくさんの常連さんたちを虜にする、うみたてたまごをぜひ味わってみてくださいね!!