【調布市】巨大生牡蠣のクリーミーさにビックリ! 食卓のQOLを爆上げする「鮮魚えびす」の魚介とお惣菜
京王多摩川駅の近くにある「鮮魚えびす」は、知る人ぞ知る、食通に人気のお魚屋さん。開店時間前後にはいつも行列ができています。
下の写真を撮っている最中にも、お店の前を通る人たちが「ここのお店、いつも行列ができているんだよ」「すっごいウマいよ」と会話する声が聞こえてきました。心の中で「そうそう!」と相槌を打つ私。
以前は笹塚に本店があり、そのコスパの良さと新鮮なお魚のおいしさで高い人気を集めていました。調布のお店は、笹塚店の支店として経営されていた頃は、曜日や時間帯を絞って営業されていたそうですが、2021年8月に笹塚店が惜しまれつつ閉店した後、2021年9月からは調布店のみで営業が始まりました。
旬のおいしい魚を仕入れているので、品揃えはその日によって変わります。信頼できる確実な情報源は、女将さんのTwitterです。かわいいイラストの書かれたホワイトボードの写真とともに、その日のおすすめラインナップが紹介されます。
魚の切り身やお刺身だけでなく、塩辛などの珍味、アジフライなどのフライも充実しています。日によっては、魚の煮付けや魚介のグラタンなど調理済みのお惣菜が並ぶことも。
コロナ対策のため、店内に入れるのは一度に2名までとなっています。お店に入ったら、欲しいお魚をお店の人に伝えて、取ってもらいます。
今年は秋刀魚が不作のようで、スーパーなどでは痩せた秋刀魚にしかお目にかかれないことが多いのですが、鮮魚えびすなら、脂ののった大きな秋刀魚に出会えることもあります。
お店の奥にある冷蔵庫には、お刺身や珍味が入っています。こちらはセルフサービスになっているので、自分で取って、レジに持っていくというスタイル。自家製のイカの塩辛は、味が濃厚でおすすめです。
開店直後は品揃えが豊富なお刺身、珍味類も、お店がオープンすると同時に、あっという間になくなっていきます。でも、運が良いと午後便で新しい食材が入ったり、お刺身が追加されることもあります。
店内に並んでいるお刺身のほか、お刺身盛り合わせを前日までの事前予約で注文することもできます(2000円〜)。
レジ横に置かれているのは、魚のフライ。定番のアジフライのほか、真鯛のフライ、秋刀魚フライ、カマスフライ、メカジキフライなどちょっと珍しいフライが出ることもあります。フライ類もとても人気があるので、お店に行った時に残っていればラッキーですね!
個人的に、何よりおすすめなのが、生食用の牡蠣です。仙鳳趾(せんぽうし)産と書かれたこの牡蠣は、その時の大きさによって料金が変わりますが、350円のものになると、本当に巨大!
殻も大きいですが、身がとても大きい。そして、ただ大きいだけでなく、汐の旨味と甘みがたっぷり。そして信じられないくらい濃厚でクリーミーです。なるほど、牡蠣が「海のミルク」と呼ばれるのはこういう牡蠣のことを言うのだなと深く納得してしまいました。
いつもあるわけではないですが、生牡蠣が好きな人なら、見かけたら迷わず買ってみることをおすすめします。
お店で牡蠣の殻を剥いてもらうこともできます。剥いてもらったら、このような形で渡されます。
とろとろで、一口食べるとクリーミーな牡蠣の旨味が口いっぱい広がります。とにかくサイズが大きいので、1つ食べた後の満足感がハンパないです。
鮮魚えびすでは、「あまり知られていないけれどおすすめ」という食材がお店に並ぶことがあります。「ボラの白子」もその一つ。お店の人の目利きを信じて買ってみると……、あっさりしてクリーミー、そして鱈の白子よりもお手頃!と大満足。新しい味との出会いって、楽しいですよね。
地元のお魚屋さんに買い物に行って、お店の人におすすめを聞きながら旬の魚を選ぶというのも、贅沢で楽しい時間です。
ステイホームが続き、家での食事やおつまみの重要性が高まる昨今ですが、良心的な値段で、旬のおいしいものを出してくれて、本当にありがたい存在だなと思っています。
営業日などお店の情報を知るには、店主のマコトさんのTwitterが参考になるので、こちらもぜひチェックしてみることをおすすめします。
※営業日、営業時間は変わることがあるので、お店のTwitterで最新情報をご確認ください。
【店舗情報】
名称:鮮魚えびす
住所:東京都調布市多摩川5-14-7
営業時間:平日12:00〜20:00、土曜10:00〜16:00(売り切れ次第終了)
定休日:水・日曜、祝日(変更の可能性あり)
鮮魚えびす店主マコトさんTwitter(外部リンク)
多摩川えびす女将鮎さんTwitter(外部リンク)