【川崎市中原区】丸子橋の冬の風物詩・どんど焼きが今年も中止の速報 由来や歴史を紐解き、伝統の継続願う
昨年は新型感染症の影響で、伝統的なお祭りなども各地で「中止」を余儀なくされましたね。
私がアマビエ盆踊りを始めたのも、思えばそのような伝統行事を途切れさせたくないという一心からでした。
今年は漸くいろいろな行事が戻ってくる傾向にあったのですが、年末から顔を出し始めた新型株の影響が早くも出ているようです。
今年こそは、と楽しみにしていた行事・多摩川河川敷でのどんど焼き「中止」のお知らせが入ってきました。
日枝神社のどんど焼き
丸子橋下流の第一広場で行われる、日枝神社のどんど焼き。
2020年は悪天候のため、2021年は感染症対策で中止となっており、今年開催ができれば3年ぶりの開催だったのですが…なんとも残念(涙
こちら↓は、2019年に取材した丸子橋どんど焼きの様子です。
そもそも何のために行うもの?
小正月と言われる1月15日前後に、お正月に飾りを集めて焚きあげる行事です。書き初めもこのときに燃やすことが多いですね。この火で焼いたお餅を食べると、無病息災に1年を過ごすことができると言われています。同じ行事を「左義長」(さぎちょう)と呼ぶところもあります。
過去に何度も参加しているので、祝詞をあげている写真なども撮っていたはずなのに、なぜかお餅を焼いている写真しか残っていませんでした(汗)
今年は、儀式の写真を撮るつもりで準備していたのですが…。
福餅とお蕎麦
以前は、福餅の販売だけでなく、お蕎麦や甘酒の販売もあり、囃子保存会によるお囃子の演奏なども行われ、賑やかでした。これらも、今年は販売をなくし、粛々と開催されるはずでした。
炎を飽きず眺めていられるこのイベントは、お正月の風物詩として新しく引っ越してきた層にも人気を呼び、どんど焼きを囲む輪が年々大きくなっていました。
特にこの2019年は、私が参加し始めたころに比べても、非常に人出が多く感じたのを覚えています。
確かに、新型株の感染が増えてきた微妙な時期なので、中止は仕方がないのかもしれません。
日枝神社
このどんど焼きを行っているのは、丸子山王町にある日枝神社です。
昨年はお飾りのお焚きあげのみ行っていたようです。
今年もそうなるのでしょうか。
ご近所の皆様で、まだ中止の報を知らない方もいるかもしれませんので、みなさまもこの記事を読んだらお近くのかたに共有していただけるとありがたいです。
そして、来年こそは感染症が平癒して、伝統行事が戻ってくることを強く願いたいと思います。
丸子山王日枝神社
住所:川崎市中原区上丸子山王町1-1555
電話番号:044-422-3271
公式サイト:http://home.n06.itscom.net/hiejinja/
アクセス:東急東横線・新丸子駅より徒歩7分