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【座間市】他人事ではなく自分事! 防災カフェで学び、起震車を体験

あめり地域ニュースサイト号外NETライター(海老名市・座間市)

「第15回ぼうさいカフェ」は2024年1月15日(月)〜19日(金)に、座間市役所 1階 市民サロンで開催されました。1月16日は「煙避難体験」の他に「初期消火体験」や「起震車での地震揺れ体験」などもできるという事で参加してきました。

防災カフェとはコーヒーやお茶を飲みながら、自然災害やお家避難、減災のことを気軽に話し情報交換ができる場のようです。少し緊張しながらも伺ってみると、公益社団法人 SL災害ボランティアネットワークのセーフティリーダーの方々が丁寧に説明をしてくださいました。

コーヒーを飲みながら、防災について基本的な事から、疑問点に対するアドバイスまで色々と防災について教えていただけました。

防災グッズとして簡易トイレは、私も家に備えていますが、トイレットペーパーの準備は盲点でした。備蓄用のトイレットペーパーというのも販売されているのですね。

日常用のトイレットペーパーとは別に、1ヶ月分程度の使用量の備蓄を推奨されています。4人家族だと1ヶ月で約16ロールの備蓄が必要になるそうです。

最近では非常時に、ビニール袋を使用した料理について耳にする事も多いですが、公益社団法人 SL災害ボランティアネットワークでは、非常用炊出袋の頒布も行っているそうです。こちらの公式サイトでも購入できますが、座間市では市役所ふれあい会館内の売店でも購入ができます。私も購入しました! 袋にお米と水分の使用メモリが記されているので、お米や水分を計量する事なく茹でてご飯を炊くことができるようになっています。

メモリが記された調理袋と閉じる用の輪ゴムに調理方法が書かれた用紙が入っています。

メモリの記載はありませんが100円ショップでも湯煎調理袋が販売されていました。お米以外にも肉や卵、野菜なども調理することができます。停電時もガスコンロがあれば調理器具を汚さずに料理をすることができます。

ホームセンターでよく見かける、岩谷マテリアルさんのアイラップも湯煎調理ができます。

お米1カップと水180ccを袋に入れ30分吸水させ、その後、湯がポコポコする程度の火力で25分湯煎した後に、5分間蒸らした状態のご飯です。全く違和感なく美味しく食べられます。お水がない時は野菜ジュース、牛乳、お茶などでも、お米を調理することができます。

起震車の体験もありました。今回は熊本地震と同じ震度7とのことです。言葉では言い表せない想像を絶する揺れです。家の中の家具類、電化製品、ガラス製品などの設置場所、転倒防止策について深く考えさせられました。

防災に関しては他人事ではなく、自分事として捉え、普段から防災対策について考え、家族で話し合っておく必要があると感じました。皆さんもまずは、防災グッズや備蓄品の見直し、家具の転倒転落防止策などできる事から始めてみてはいかがでしょうか。

座間市役所ふれあい会館売店

所在地:座間市緑ケ丘一丁目1番1号

定休日:市役所休庁日に準ずる

岩谷マテリアル株式会社(アイラップ)公式サイトはこちら

公益社団法人 SL災害ボランティアネットワーク公式サイトはこちら

地域ニュースサイト号外NETライター(海老名市・座間市)

神奈川で生まれ育った神奈川大好きっ子です。地域ニュースサイト号外NETで海老名市・座間市・綾瀬市のライターをしています。皆さんに海老名市、座間市ってイイね!行ってみたい!住み続けたい!と思っていただけるように様々な情報発信をしていきたいと思います。

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