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話題の美少女アイドルGFRIEND(=ヨジャチング)がインタビューに応じてくれた!

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
今年のガールズ大戦を制したGFRIEND(写真提供:Source Music)

韓国芸能界に毎年のようにやってくる“サマーウォーズ”がある。開放的で夏の季節にピッタリと楽曲とちょっぴりセクシーな衣装に身を包んだガールズグループたちによる“K-POPガールズ大戦”だ。今年も多くのガールズアイドルたちが6月下旬から7月にかけて新曲を発表し、鎬を削りあった。

そんな今年の“ガールズ大戦”で圧倒的な強さを見せつけたのがGFRIEND(ジーフレンド)だ。韓国では「ヨジャチング(=女友達)」のグループ名で2015年1月にデビューした6人組ガールズグループは、7月に初の正規アルバム(ファーストアルバム)『LOL』を発表。そのタイトル曲『You,and Me』が、『ミュージック・バンク』(KBS)、『人気歌謡』(SBS)、『Mカウントダウン』(Mnet)といった韓国の主要ヒットチャート番組で、3週連続1位に輝いたのだ。

今回、彼女たちが所属する『Source Music』の協力で、GFRIENDのメンバーたちにインタビューできることになった。

日本メディアとのインタビューは滅多にないという彼女たち。今後、日本進出の可能性もありそうなだけに、その話はとても興味深いものばかりだった。

―そもそもネーミングも変わっていますよね。英語名はGFRIENDですが、韓国での正式名称は“ヨジャチング”。日本語にすると、「女友達」です。

ソウォン:私たちグループのネーミングにはいろんな意味が込められているんです。男性たちにとっては“愛しい彼女”に、女性たちにとっては“すべてを打ち明けることができる親しい“女友達”でありたいという思いが込められたネーミングなんです。

ユジュ:一般の人々はもちろん、リスナーたちに対しても常に良質な音楽を届けて“良い友人”でありたいという願いも込めています!! 多くの方々のそばにいつまでも寄添っていけるようなグループでありたいと思っています。

―GFRIENDはメンバーそれぞれ個性的ですが、「私がGFRIENDの中で最も○○○だ」というものはありますか? 自信があるものとか、弱点とか?

ソウォン:メンバーのなかで一番背が高いです!!

イェリン:私はメンバーのなかで一番、力があります。肌も一番、白い!!(笑)

オムジ:私は一番、若い(笑)。あと、メンバーのなかで最も朝が苦手です。

ユジュ:メンバーのなかで変わったことを考えることが、最も多いかも。

シンビ:私はメンバーのなかで、最もカラダが柔らかいと思います。

ウナ:じゃ、私は…。私はメンバーの中で、一番かわいい(大笑)

―最近、メンバーの間で流行っていることはなんでしょう? 日本風で言うと、“マイ・ブーム”と言うのですが、何か流行っていること、ありますか?

ユジュ:最近、ハマッっているのはコンビニで売っているお菓子です。クリスピーチキンの味がするスナック菓子で、とても美味しいんです。

シンビ:私もクリスピーチキン味のあのお菓子、大好き!!

ソウォン:言葉の最後、つまり語尾に“〜っす(ssu)”を付けることかなぁ。

イェリン:そうそう。どんな会話であっても最後の語尾に、“〜っす(ssu)”を付けるのが流行りですね。

ウナ:同感です(笑)。最近、私たちの間で語尾に“っす(ssu)”って付けるのがすごく流行てて。これを最初に言いだしたのが、実は私なんですよ。例えば、誰かが“〇〇食べる人?”って聞くと、私が“ウナっす!”って答えるんです。

―では、メンバーたちに隠している秘密はありますか? 実は…だったとか?

イェリン:特にないですねぇ。

ユジュ:私も特になし(笑)。

ウナ:いつも一緒ですから、秘密は作れない感じですよね。

シンビ:私は自分の秘密を言葉にしないほうなので……。私たけが知っている秘密は多いですよ!!(笑)

オムジ:私は秘密なし!!

ソウォン:メンバーたちとはいつも一緒にいますから、隠していることはないですよね。秘密どころか何かあると、最初にメンバーたちに言っちゃうくらいですから。

―2015年にデビュー以来、ミニアルバム形式でさまざまな楽曲を発表されていますが、GFRIENDの楽曲のなかで最も好きな曲は?

ユジュ:最近ですと、今回発表した正規アルバム(ファーストアルバム)に収録されている『LOL』ですね。

シンビ:正規アルバム(ファーストアルバム)の収録曲だったら、『Mermaid』もオススメです。

ウナ:おすすめしたい曲は、GFRIENDの1stアルバムに収録されている『染まる(Fall in love)』。この曲は、最初にガイドバージョンを聞いたときから好きでした。ぜひファンの皆さんに聞いていただきたいですね。

イェリン:私はデビュー曲の『ガラス玉(Glass Bead)』。どこか切ない感じがするんですよ。

オムジ:3枚目のミニアルバム『SNOWFALKE』のイントロ曲が好きですね。

ソウォン:私はやっぱり『時をかけて(Rough)』かな。初めてチャートで1位に輝いた曲でもありまから。

―今回、正規アルバム発表に合わせて、かなり洗練されたダンス・パフォーマンスも準備したそうですが、その準備過程について少し詳しく教えてくれますか?

ソウォン:韓国で私たちGFRIENDには“パワー清純”という言葉が修飾語というか代名詞になっています。その言葉に負けないような迫力あるダンスのために、とても一生懸命練習しました。

イェリン:メンバー全員、疲れない体力を身に付けるためにピラティスなどフィットネス・トレーニングもしっかりやりました。歌とダンスの両方を消化するためには、やっぱり体力が重要ですから。

ユジュ:今回の正規アルバムは、これまで発表してきたミニアルバムに比べるとたくさんの曲を録音したのですが、さまざまなジャンルの素晴らしい曲を歌える機会でもあったので、とても楽しかったです。

―ただ、韓国のガールズグループは競争熾烈で生き残るのも大変だと聞いています。そんな激しい競争のなかで、GFRIENDだけが持つ魅力や長所があるとするなら?

シンビ:“パワー清純”という修飾語がついたことが私たちの長所を表していると思うのですが、活気があって健康的な魅力を多くの人々が好んでくれていると思います。

ウナ:名前から感じられる、親近感も私たちのストロングポイントかも。

オムジ:そんな私たちのことを、日本のファンのみなさんは遠くにいても応援してくださり、愛情もたくさんくださって、とても感謝しています!! 

―ところで、メンバーのみなさんは日本にいらしたことがあるんですか?

ソウォン:実は私はまだ一度も行ったことがないんです。

イェリン、シンビ:私も行ったことがないんです。

オムジ:私はありますよ。温泉がとても良かった思い出があります!!

―では、これからはもう少し詳しくGFRIENDの日本観について聞かせてください。

(後編につづく)

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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