【マイナンバー】「デジタル認証アプリ」ってなに?メリットや安全性を解説【iPhone アプリ】
どうもソウタです!
今回は「デジタル認証アプリを解説」というテーマで先日デジタル庁から提供が開始されたデジタル認証アプリについて、詳しく解説していきたいと思います。
記事を読んでいるあなたの中には
- 「デジタル認証アプリって何?」
- 「デジタル認証アプリを使うとどんなメリットがあるの?」
このように思っている方が多いのではないでしょうか?
そんなあなたの疑問を本記事で解消します!
デジタル認証アプリはマイナンバーカードの電子証明書を利用して不正アクセスや個人情報の漏洩などを防ぎながら、効率的に本人確認が行えるようになる便利なアプリです。
行政手続きや民間サービスを安全でスムーズに使えるようになるほか、転売目的の買い占めを防止したり、安心してオンライン取引を行ったりできるようになるでしょう。
ということで、この記事ではデジタル認証アプリの概要や使い方を詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読めば、デジタル認証アプリの概要やメリットを正しく理解した上で、アプリを利用できるようになるでしょう。
いつでも使えるように初期登録の方法も解説しますので、必ず最後までみていってください。
それではどうぞ!
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①デジタル認証アプリの概要
まずは、デジタル認証アプリの概要について解説します。
デジタル認証アプリとは、
マイナンバーカードを使って本人確認を行えるアプリのことを言います。
マイナポータルアプリやe-Taxにログインしたことはありますか?
ログインの際にスマホをマイナンバーカードにかざしてログインしていますよね。
それを他の行政や民間サービスを利用する際にもログインできるようになるアプリなんです。
デジタル庁による取り組みで、2024年6月24日から提供が開始されました。
ログインできるのは政府の行政サービスだけでなく、民間サービスでも使えるので、様々なサービスで利用できそうです。
デジタル庁による審査を受けて、承認された企業が提供する
Webサイトやアプリで使用できます。
どんなサービスでも使えるわけではないのが安心できるポイントですね。
デジタル庁が想定している利用シーンは次のようなシーンです。
<想定される利用シーン>
- ECサイトやネットバンキングログイン時の本人確認
- 公共施設やシェアリングサービスなどのオンライン予約
- ライブ会場等での酒類購入時の年齢確認
- 地域アプリ登録時のオンライン本人確認
- 予約システムを用いた面談や施設予約時のオンライン本人確認
銀行や証券口座といった金融サービスをはじめ、
ECサイトでのログインに使えるのはもちろん、転売目的の買い占め防止にも活用できるとのことで、オンラインで安心安全に本人確認を行うシーンで利用されそうです。
民間サービスを提供する事業者にとっても、本人確認に必要なシステム開発にかかるコストを抑えられ、利用者にとっても事業者にとっても便利なアプリと言えるでしょう。
②デジタル認証アプリを使用するメリット
続いて、デジタル認証アプリを使用するメリットについて、解説します。
デジタル認証アプリとは何かが理解できても、このアプリを使用するメリットが分からないとあえて使おうとは思わないですよね。
デジタル認証アプリを使用するメリットには、安全性・利便性の高さがあります。
まず、安全性の高さについて説明します。
IDやパスワードでログインする場合は、このログイン情報が盗まれてしまうとなりすましでログインされてしまうリスクがありますよね。
でも、マイナンバーはそもそも発行する際に本人確認をしっかり行っていますし、デジタル認証アプリではマイナンバーカードという物理的なカードと暗証番号が必要になるので、なりすましが難しくなります。
また、正しいサイトでしかログイン画面が表示されないようになっているので偽のサイトを使ってログインさせ、IDやパスワード、クレジットカード情報を盗むといったフィッシング詐欺にもあいにくいんです。
さらに、デジタル認証アプリを使ったログイン情報が他のサービス同士で共有されるといったことはないので、プライバシーも守られます。
デジタル庁ではどのサービスから認証リクエストが来たかを記録していますが、1時間で削除される仕組みになっているので、政府に利用サービスの情報が漏れるといったことも心配する必要はありません。
続いて、利便性について説明します。
デジタル認証アプリを使用することで、マイナンバーカードにスマホをかざすだけで本人確認ができるので、オンラインでの口座開設などがより手軽に行えるようになります。
現在もオンラインで銀行口座の開設ができるようになっていますが、
本人確認のために正面や横顔などをスマホで撮影する必要がありますよね。
また、マイナンバーカードの電子証明書の情報を活用して氏名や住所、生年月日といった申込内容の入力が一部省略もできるんです。
実際に三菱UFJ銀行は、オンラインで口座開設ができる「スマート口座開設」アプリへ、2025年にデジタル認証アプリを導入することを検討中とのことで、導入されればより手軽に口座開設が行えるようになるでしょう。
③デジタル認証アプリの使い方
最後に、デジタル認証アプリの使い方について解説します。
デジタル認証アプリを実際に使うのはどのような場面かというと、例えば民間のウェブサービスにログインしようとした際に「マイナンバーカードでログイン」といったような表示がされます。
そこをタップすることで、デジタル認証アプリが起動してマイナンバーカードの読み取りへと進むようなイメージです。
これまでIDとパスワードでログインしていたサービスであっても認証アプリを紐づけることでマインバーカードでのログインができるようになります。
デジタル認証アプリでログインをするためには、
あらかじめアプリをダウンロードしておき、初期登録を済ませておくとスムーズです。
ここからはアプリのダウンロードから初期登録までの方法を確認しましょう。
<デジタル認証アプリの初期設定方法>
- 「App Store」アプリをタップし
- 「検索」から「デジタル認証アプリ」を検索してダウンロード
- 「デジタル認証」アプリを開いて「次へ」をタップ
ここから、アプリの利用登録を始めていきます。
利用登録の手順は6つあり、登録にはマイナンバーカードと暗証番号が必要になるので手元に用意しておきましょう。
- 「はじめる」をタップして利用規約を確認し「利用規約に同意」にチェックを入れて「次へ」をタップ
- プライバシーポリシーを確認した上で「プライバシーポリシーに同意」にチェックを入れて「次へ」をタップ
- Face IDを設定するために「設定」をタップ
- 「”デジタル認証”にFace IDの使用を許可しますか?」と出るので問題なければ「許可」をタップ
- マイナンバーカードと暗証番号の用意の画面で「次へ」をタップ
- 暗証番号の4桁を入力
- マイナンバーカードの上にスマホの背面上部を重ねてマイナンバーカードを読み取り
以上でアプリの利用登録が完了です。
実際にデジタル認証アプリを使用してウェブサービスにログインする際にもマイナンバーカードと暗証番号が必要になりますので覚えておきましょう。
PCからでも、PCに表示される二次元コードをスマホで読み取ることでマイナンバーカードと暗証番号を使ったログインができるようになるので、
ぜひ利用してみてください。
まとめ デジタル認証アプリを賢く使って生活をもっと便利に!
ここまで記事を読んでいる方は、デジタル認証アプリの概要や使い方についてバッチリ理解できたはずです。
デジタル認証アプリを使うことで、安全性を高めながら、スムーズに本人確認やログインを行えるようになるでしょう。
まだ開始したばかりの取り組みなので導入しているサービスは限られているかと思いますが、これから普及していくと思います。
あなたが利用しているサービスで、デジタル認証アプリによる本人確認が行えるようであればぜひ活用してみてください。
最後に復習をします。
今回は「デジタル認証アプリを解説」というテーマで、
- ①デジタル認証アプリの概要
- ②デジタル認証アプリを使用するメリット
- ③デジタル認証アプリの使い方
こちらを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください!