Tポイントを一つにおまとめする、ポイント集約・合算テクニック
ポイントが貯まるクレジットカードは色々な種類があります。実は複数枚のカードを持っていて別々にTポイントが貯まっているという人も少なくないかもしれません。
- Yahoo!JAPANカード(YJカード)
- ファミマTカード
- Tprimeカード
- マジカルクラブTカード
こうしたクレジットカードでたまるTポイントは実はバラバラに管理されてしまいます。そして、Tポイントはその管理のためにYahooIDとの紐づけが必要になっています。なので枚数分は最低でもYahooIDを保有する必要があります。
これもまた面倒ですが、なによりも面倒なのはポイントの合算です。
それぞれのカードでたまったポイントは別々に管理されており、自動的に合算はされません。つまりAカードに1000P、Bカードに500Pといった具合にポイントが分散されてしまうわけです。
この辺りは制度設計上のミスだとしか思えませんが、改善される様子はありません。とはいえ、バラバラにTポイントがたまるのはあまり好ましくないですよね。そこで今回はTポイントのおまとめに関する情報です。
特にYahoo!JAPANカードはサービスが終了し、PayPayカードに順次切り替わります。
そのまま放置しているとYahoo!JAPANカードが失効し、同時にYJカードのTポイント番号も無効化されます。無効化=Tポイント失効ということなので、早めにポイントは別カードに合算しておきましょう。
①Tポイントの合算(公式な方法)
複数のTカードにポイントが分散している場合、Tサイト上でポイントを移動させてまとめることができます。
ただ、とにかく面倒なんですよね。公式サイトの説明も分かりにくいし、自分がどのようなケースに該当するのかも理解しづらいです。この公式サイトの手順を読んで一発で理解できる人はすごいと思います。
ちなみに、ポイントを合算する際はいちいち「ナビダイアル」を使って電話する必要があり、電話料金が必ず発生してしまうというダメ仕様になっています。
※ナビダイアルはいわゆるカケホーダイ的なプランを利用している人でも電話料金が発生する仕組みとなっています(参考:0570(ナビダイヤル)は通話料に注意。かけ放題でも高い通話料が発生)
このほかTカードを作った時期などによっては、本人確認やらで登録した電話番号がなんたらといったように色々面倒です。
②JRキューポを経由して交換する方法
非公式の方法ですが、Tポイント(Tサイト)のポイント交換の仕組みを利用することによって複数のIDで貯まっているTポイントをおまとめすることができます。少しだけ交換完了まで時間はかかりますが、やり方としてはこちらの方がシンプルかと思います。
TポイントはJRキューポとポイントの相互交換を行っています。この相互交換を利用してTポイントをおまとめすることができます。
交換元Tポイント→JRキューポ→交換先Tポイント
という感じでやるわけです。この方法だとシンプルにあるYahooIDに紐づいているTポイントを別のYahooIDに紐づいているTポイントに移動させることができます。
ちなみにJRキューポは「JR九州」のポイントプログラムです。会員登録無料でJR九州のエリア外の人でも登録可能です。今回のTポイント⇔JRキューポの交換であればクレジットカードなども不要になります。
また、必ずしもTポイントに限らず、JQカード(クレジットカード)を作ればGポイントなど他社のポイントにも交換することができるようになります。
参考: ポイ活民必携!JQカードセゾンの魅力とお勧めのカードブランドの紹介
TポイントをJRキューポに動かす手順
※最低500Tポイント(1P単位)
- 「Tポイント⇔JRキューポの交換ページ」に行く
- 「 TポイントをJRキューポへ交換する場合」をタップ
- 交換元のTポイントのIDでログイン
- 交換したいポイント数を入力
- 交換元のTポイント番号を入力
- 認証を実施
- 交換完了
これでTポイントはJRキューポに交換できます。ちなみに、交換までに数日必要になります。
JRキューポを移動先のTポイントに動かす手順
- 「JRキューポ公式ホームページ」にログイン
- 「提携ポイントに交換」
- Tポイントに交換する
- 交換先のYahooIDでログインする
- 交換したいポイント数を入力する(500P以上1P単位)
- JRキューポのメールアドレスに認証コードが届くので入力
- 交換完了
※お申込みから反映まで、2~3週間程度かかります。
500Pに満たない小額ポイントは移行を繰り返して対象にできる
最低500Pが必要になりますが、それ以上は1P単位で以降できます。なので、もしも500Pに満たないTポイントが貯まっているアカウントがあるのであれば、JRキューポから500Pを先に移してからTポイントからJRキューポに全額を交換するという流れで移行を繰り返せばOKです。
いや、そもそも一番ポイントが貯まっているアカウントでも500Pに満たない……というのであればポイントサイトなどを活用して少しポイントを貯めましょう。
Tポイントを分散させておくメリットはない
ちなみに複数のTカードにポイントを分散させておくメリットは特にありません。ウェル活をはじめとしてTポイントを使うカードにポイントは集約しておくようにしましょう。
筆者について
しょうこちゃん(@showchan82)
ポイ活(ポイント活動)をしながら、それを投資に回すポイ活投資を実践しているポイント投資家。ポイ活というとお特に買い物をする、というイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく、貯金や資産運用(資産形成)にも強く役立てることができるんです。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。
ブログ:ポイント投資の攻略ブログ
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