【伊勢崎市】伊勢崎を彩る11月のひまわり畑。捨てるとこなし栄養満点の新野菜「アレッタ」って知ってる?
伊勢崎を彩る秋のひまわり畑。こちらの満開のひまわり、夏に撮影したものだと思いますよね? 実は、なんと2024年11月に撮影したものなんです! 今夏、第二回目となった「さかいひまわりフェスタin伊与久」。ひまわり畑で元気な野菜が育つということで、開催後の様子を伺うべく、咲き誇れ伊勢崎ひまわり組さま、JAさかい営農センターの所長さまのところへ、またまたお邪魔してきちゃいました!
ここは7月15日(月・祝)に開催された、さかいひまわりフェスタの会場である「シオヤのハタケ」。ひまわりは景観美化だけでなく、緑肥としてその後の土づくりに大活躍、後作作物の品質・収量を向上させる働きがあるのだそう。ひまわりによって、美味しい秋冬野菜が育つなんて、素敵ですよね。
太陽に向かって元気に美しく咲くひまわりを見て、地域の方々に元気になってもらいたい、暑い夏を乗り切るパワーになってもらえたらという想いと、このひまわり畑で野菜ができるということを知ってもらい、食育や農家さんへの理解へと繋がる、地域に密着したイベントにしたいという想いが込められたひまわりフェスタには、昨年を上回る約1,200人もの来場者が訪れたのだとか! イベント当日は、朝降っていた雨もあがり、会場周辺は県内外からこの日を楽しみに訪れた人たちで賑わっていました。
そんな暑い夏を過ぎ、この時期、境のまちに広がる咲き誇れ伊勢崎ひまわり組の皆さんの畑では、こぼれた種から育った秋のひまわりを眺めることができます。夏には大人の背丈よりも高かったひまわりも、秋のひまわりは可愛らしい背丈になり、また違った姿を楽しませてくれています。この景色は、霜が降りる頃まで楽しめるそうですよ。
さて、咲き誇れ伊勢崎ひまわり組の皆さんの畑では、立派なブロッコリーやちぢみほうれん草、ケールなど、私たちの食卓を彩ってくれる新鮮な野菜をたくさん育てられているのですが、中でも注目してもらいたいのは栄養満点の新しい野菜「アレッタ」!
葉・茎・つぼみの全てを捨てることなく食べられる、ブロッコリーとケールを掛け合わせた野菜で、クセがないため小さなお子さんでも食べやすく、学校給食にも採用されている、今注目の新野菜なんです!
とはいえまだまだ知名度が低いのが現実。パスタや炒め物はもちろん、お味噌汁などの汁物に入れたり、さっと茹でて冷蔵庫に入れておけば常備菜としても使えたり、オリーブオイルでソテーして塩をぱらっとふるだけでもとても美味しい! 最近では市内外の人気のレストランやカフェでも使われるようになったので、アレッタを知らなかったという方も、もしかしたら外食先で食べたことがあったかもしれませんね。
11月20日前後に直売所等を訪れたところ、一袋あたり税込130円から145円(11月現在)で購入することができました。お財布に優しい価格で、どんな料理にも使いやすく、それでいて栄養満点なんて最高すぎますよね! 一度食べれば、その万能っぷりと美味しさに気付いてもらえると思います。確認したところ、アレッタは秋から2月頃まで出荷され、からかーぜなどの直売所だけでなく、スーパーではフレッセイさんや、やましろやさんでも取り扱いがあるということでした。
ゲリラ豪雨や雹被害など、自然の中で作物を作るのは一筋縄ではいかない中、今回の夏のひまわりも影響を受けた部分が多々あったそう。
そんな中でも力強く咲き誇ったひまわりに元気をもらい、農家さん達のパワーを感じ、知る・食べる・繋がるきっかけとなる素敵なイベント、そして熱い想いと温かな絆、みなさんのお人柄にふれる素敵な時間をありがとうございました!
いつも美味しい野菜を届けてくれる農家の皆さん、そして農協の皆さんに感謝を込めて、旬の地元のお野菜を、これからもたくさん美味しくいただいていきたいですね。さかいひまわりフェスタは、また来年の開催に向けて計画を立てられているそうなのでお楽しみに! ぜひ今注目のアレッタを手に取ってみてはいかがでしょうか!
(車を停めての撮影や、よそ見運転にはくれぐれも注意し、節度を持ってその風景をお楽しみください。)
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