【市川市】パープルレイン 長寿藤の見事な紫の花の雨 ~宮久保 宮久保山 高圓寺~
春の花々。桜の桜色、菜の花やタンポポの黄色など明るいパステルカラーが目に入ると心が湧きたちますね。市川市内でも里見公園や大柏川沿いの見事な桜、行徳のかわいらしい黄色の花々をご紹介してきました。
そんな中、この時期のもうひとつの見頃を迎えるのが藤の花。藤の花は万葉集の時代から女性的な美しさの例えとなっており、また花札でもホトトギスと対をなして表現されるなど春の花々のなかでも柔らかな、そして女性的な花として親しまれています。
藤棚から垂れ下がる花はまるで紫色のシャワーのように美しくかつ穏やかに春を告げてくれるようです。
さて、その藤の花。市川市の名所としては「宮久保山 高圓寺」が有名です。奥まった場所にあるため車での来訪ができないこともあり、知る人ぞ知るスポット。その高圓寺には樹齢200年といわれる「長寿藤」があります。
花が1メートルほども垂れ下がってのびるといわれています。1本から枝分かれしている藤の木から藤棚を介して広がる様は見事.。
住宅街に中にシンとして佇む藤の見事な光景を切りとる人たちでにぎわっていました。駐車所はないのでご注意を。
【宮久保山 高圓寺】
住所:市川市宮久保4-5-1