【堺市】南海本線七道駅前の銅像は強い意志を持つ堺の偉人なのです~河口慧海
南海本線七道駅前の西側ロータリーの中心にある銅像をご存じですか?
何気なく見ていたのですが、今回ちょっと気になったので色々と調べてみました。
この銅像は河口慧海(かわぐちえかい)という堺出身の仏教学者なんです。
川口慧海は、仏典を求め、日本人として初めてチベットに入国した人物。また、仏教学者であるとともに民族学者や探検家としての側面を持ち、その功績は高く評価されています。
慧海は1866年(慶応2年)に堺山伏町(現・堺市堺区北旅籠町西)で、樽製造業者の長男として生まれました。
1983年に、慧海が生まれ育った場所にほど近い南海本線七道駅に堺ライオンズクラブの創立25周年記念事業として険しいヒマラヤの岩場を越えてゆく慧海の姿の銅像が建てられたそうです。
厳しい旅を乗り越えて、自らの信念を貫いた強い意志が伝わる雄々しい銅像ですよね。
慧海の生家跡や鉄砲鍛冶屋敷跡や山口家住宅など残された古い街並みを観ながら、慧海の足跡を訪ねる七道界隈の歴史散歩なんて、なんだかロマンありませんか?
河口慧海の銅像
大阪府堺市堺区鉄砲町1番地22
七道駅徒歩4分