遠く北の果て、北海道のさらに北に位置する礼文島。
この島は、その未開の自然と幻想的な景色で知られ、まるでRPGゲームに迷い込んだかのような感覚を覚える人々が後を絶ちません。今回は、この秘境、礼文島の圧倒的な魅力をご紹介します！

一度は行くべき！礼文島

地形と風景

礼文島は、火山活動によって形成された独特の地形を持っており、断崖絶壁や奇岩が点在します。海に面した岸壁からは、荒々しい波の音とともに、壮大な海の景色が広がります。

独自の生態系

この島は特有の植生を誇り、多くの固有種が生息しています。冷涼な気候により海抜0メートル地帯から200種類以上の高山植物が咲き乱れているため別名「花の浮島」とも称され、春から夏にかけては多種多様な花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

交通アクセス

礼文島へは、北海道の稚内からフェリーでアクセスするのが一般的です。稚内から約2時間の船旅で、この美しい島に到着します！
我々が乗車したのは「ハートランドフェリー」で１日に３本しかない為、一番早朝の便で向かいました。今回は愛車（キャリー）はお留守番です。無料の駐車場に停めて行けたので安心でした。前日に行くことを決めた為バタバタでフェリーも当日になんとか乗れましたが、事前の予約をお勧めします！

到着して即ハプニング！

事前の準備がなっていなかったので、レンタカーは借りれませんでした。どうにか！と願いを込めて何件かまわったら、原付を借りることに成功しました。最後の2台だったらしく、後から来た方は自転車になっていました。自転車だったら体力が持たなかったと思うのでラッキーです。こちらも事前の予約をお勧めします。

結果、原付の旅が最高

きれいな海を眺めながら、原付で風を切りながら走る礼文島は最高でした！これは車では味わえない、爽快感！原付自体乗るのが久しぶりだったので、最初は不安でしたが、交通量も少なく危険な道はなかったため本当に楽しかったです。おいしい空気を吸って、潮風を感じて清々しい気持ちでした。礼文島に行く際は、原付も検討してみてください。もちろん自転車も気持ちがいいと思いますが、体力に自信がある方限定です。

礼文島は南北に29キロ、東西に8キロと細長い島で、島を一周する周回道路はないので、フェリー乗り場から南と北に分けて移動することにしました。この日の気温は約28度。日が差すと暑い位でしたが、原付で風を受けるので涼しい位でした。途中にあるトンネルに入ると、とても寒かったので羽織るものが1枚あるといいと思います。

見る景色すべてがRPG？

まるで冒険のゲームの中に入り込んだかのような景色ばかりで終始圧巻。空気も良くて本当に癒されました。
今回は日帰りだったので17:00にはフェリー乗り場に戻る予定でバーッと走って、景色を堪能しての繰り返しでした。もし次回行くことがあれば泊りでゆったり夕日が沈むのも堪能したいです。

いかがでしたか？

日常を忘れ、全く新しい世界に足を踏み入れるような体験を求めるなら、礼文島は間違いなくおすすめの目的地です！
この島の持つ独特の魅力と美しさを、ぜひ一度自分の目で確かめてみてください！