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【大崎市】"政宗公まつりサイドストーリー"盛況で終えた祭りの中密かに活躍していた人に密着しました

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです。

2024年9月8日に大崎市岩出山で行われた

"政宗公まつり"

私も当日遊びに行きましたが、たくさんの人で賑わい、とても盛り上がっていました。

かわいいよー!と呼びかけたらこの笑顔。本当に可愛いおじさんです
かわいいよー!と呼びかけたらこの笑顔。本当に可愛いおじさんです

以前取材させてもらった龍ちゃんというおじさんも、当日は白馬に跨った王子様…いや、白馬に跨った勇ましいおっさんとして活躍していました。

龍ちゃんの記事は下記↓

岩出山で武者行列!政宗公まつりが9月8日に開催されるので当日行列に参加するおっちゃんに楽しみ方を聞いてきた(ミヤキジ)

武将役の方々と馴れ馴れしく写真を撮る私。私の笑顔で分かる通り、とても楽しい。

伊達政宗役の方は26年前の政宗公まつりに参加した時、伊達政宗役に憧れたんだそう。今回はその願いが叶い伊達政宗役に。

とても嬉しそうに話をしているのを聞いて、自分もなんだかおめでとう!と嬉しい気持ちになった。

この流れはあれだな。政宗公まつりの武者行列に参加した方々の記事を今回は書くんだろうな。と思ったあなたへ伝えたい。

おそらくいろんなメディアさんが政宗公まつりについてすでに報道、記事にしているはず。

ということはみんなすでに知ってることを私が二番煎じで記事にしたってしょうがないじゃないかと思うんですよ。

前置きは長くなりましたが今回はズバリ

【政宗公まつりの裏で密かに活躍していたとある漢】

に密着してきましたのでそちらを記事にしていきます。

その方が大場さんです。大場さんは岩出山在住。

話を聞くと元々歴史が大好きで、3年前から自身で用意した衣装を身に纏い政宗公まつりに参加しているんだとか。

大場さん:「武者行列には参加せず、まつりにきてくれたお客さんと自分との直接の交流ができたら楽しいだろうなと思って3年前からやってるね」

祭り会場へ向かう。

左手にはビール。

飲みながらまつり会場を歩くという自分のスタイルを貫く姿勢はとてもかっこいい。

大場さん:「声をかけてくれた人には家紋のカードをあげてます」

素晴らしいサービス。

そしてビールに隠れている模擬刀は3万円したらしい。

そして衣装購入費よりも、実はクリニーング代の方がたけぇという話もしてもらった。すごい世界だ。

ということで一緒に歩いていきます。

「かっこいい!」

とさっそく声をかけられている大場さん。カードもしっかりプレゼント。

なんか…羨ましい。ジェラシー。俺も言われてみたい。キャッキャされてみたい。

これから武者行列に参加する人達が集まっている有備館駅へ移動。

大場さん「あの人は〜で〜なんだよね。」

武将役の方に、その武将の生い立ちやどう亡くなっていったのかを熱く語る大場さん。

まさかの武将役の方に知識を授けるという大役を当たり前のようにそつなくこなせる大場さん。すげぇ。本当に歴史が好きなんだなぁ。

ここで大場さん

【ささキジ!そろそろ戻ろう!】

とソワソワ。

早くお客さんのところにいってみんなと交流したいということなのか…?なんてサービス精神に溢れた人なんだろう。愛だなぁ。

大場さん:「いや、酒がなくなったから家に戻ってとってきたい」

いや酒かい。酒なんかい。(ちなみにキリンが好きだそうです)

とは思いましたが、この日のためにビールをケースで購入していたという話を事前に聞いており、その抜かりのなさを評価してツッコミはしないでおきます。

酒も無事チャージし、お酒を昔お世話になったから!と言って露天のおじさんに配る大場さん。粋なことしますね。

さてここからはお客さんと交流タイムだ。

と思ったのですが、2人で普通にご飯を食べました。

大場さん:「まつりに参加している以上、俺たちも楽しまないといけない」

とのこと。確かに。

ここでささキジは家族にお土産を頼まれたのでしばし離脱。

そうこうしてたら武者行列も始まってしまって、思わず見惚れてしまう私。

現代と過去が混ざり合った空間にワクワクを隠しきれない。初めて祭りに行きましたがこんな感情になれるんだ。またいきたいな。と思いました。

やばい大場さんのところに戻らなくては!と思い大場さんを探していたら発見。

大場さんも普通に武者行列を楽しんでいました。

ということで、今回はまつりをより盛り上げようと暗躍してくれていた大場さんに密着しました。

お客さんとの交流に重きを置いた大場さんのスタイル。輝いてましたぜ。

ぜひまつりの日に大場さんを見かけたら声をかけてみてください。

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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