ケン・グリフィー氏の銅像からバットが盗まれる
マリナーズ・ファンにとってあまりに悲しい事件が起こった。
シアトルの地元TV局が報じたところでは、マリナーズの本拠地球場『セーフコ・フィールド』に設置されたケン・グリフィー氏の銅像からバットが盗まれたのだ。同局は画像付きでツイートしているのだが、銅像のバットの根元部分から切断され取り外されている。
ケン・グリフィー氏の銅像は彼の功績を称えるため、今年4月に球場の正面ともいえるホームベース付近ゲートに設置されていた。グリフィー氏は昨年史上最高の得票率(99.32%)で殿堂入りを果たし、13年間在籍していたマリナーズでの殿堂入りを選択していた。
これを受けマリナーズは、昨年8月にグリフィー氏を招待し殿堂入り祝賀イベントを行うともに、さらに彼が使用していた「24番」を永久欠番にすることを決定していた。
何ともファンにとっては衝撃的な事件ではあるが、捜査に当たっていたシアトル警察署は以下のような内容のツイートを投稿し、犯人を逮捕し盗難されたバットを回収したようだ。
果たして犯人は何の目的でバットを盗もうとしたのか。今後の報道が待たれるところだ。